5つのフォームを使い分ける事に ついて

 今から20年前に始まった仮面ライダークウガは基本的に5つの
力を使い分けて戦うヒーローだった。
 
 仮面ライダーのフォームチェンジといえばBRACK RXでロボライ
ダーとバイオライダーにチェンジしたのが印象深くロボライダー
は耐熱・耐衝撃性に優れた金属質の装甲に覆われているのに対し、
バイオライダーは液体分子構造を有しており弾丸やレーザー等あら
ゆる物理攻撃や念力などの超能力も一切受け付けないという特徴が
ある。

 昭和ではV3が1号ライダーの技と2号ライダーの力を併せ持つ
という設定になっていたが、力と技をフォームチェンジで使い分
けるというのは平成ウルトラだろう。

 もっともウルトラマンティガは技ではなくスピード系のスカイ
タイプとパワー系のパワータイプにタイプチェンジしているので、
クウガが始まった時も番組HPなどが普及してなかったので更なる
フォームがあるのには驚いたものだ。

 とりあえず装甲に覆われ剣を振り回すタイタンフォームだけで
なくボルディックシューターの代わりにペガサスボウガンを使う
ペガサスフォームがロボライダーの流れを、身軽でスピードを生
かしたドラゴンフォームが‘‘水を司る’という意味でもバイオライ
ダーの流れを引き継いでいると実感するものだ。

 フォームチェンジをするからにはスペシャリスト化するので強
化された要素がある反面、それゆえに弱点も出て来るというのは
定番でフォームチェンジの醍醐味だと思う。

 ただドラゴンフォームの場合はスピードやジャンプ力などの能
力が上がる代わりにパワーや防御力が劣るので、それを補うため
にドラゴンロッドを武器として使うという設定には感心する。

 またペガサスフォームは触覚などが強化されているため痛覚の
感度も上がっているし、神経を極限まで緊張させるため精神力の
消耗が激しく時間制限という弱点があるというのも素晴らしい。

 このようにフォームチェンジをするキャラというのはスポンサ
ーにとってオモチャを売るのにも都合がいいし、視聴者にも‘次は
どのフォームが出て来るのか’という興味を沸かせるものになった
と思う。

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