未見のラグビーW杯日本代表の2試合をようやく見る

 WOWOWで日曜日にOAされているラグビーW杯日本代表激闘
の記憶も12日に07年大会のカナダ戦がOAされ、ようやく私のラ
グビーW杯3大会分の空白が埋まった感じだ。

 03年大会のフランス戦は終わってみれば29ー51という大差だが
後半開始早々1点差まで迫ったし、07年大会のカナダ戦は終了間
際に引き分けに持ち込んだという一戦ではあるものの個人的には
残念ながら記憶が希薄なのだ。

 というのも95年大会でスモール・ブッシュ率いる代表がNZから
17ー145という空前絶後の惨敗を喫した事でラグビー人気が一気に
冷め、99年大会からはCSが放映権を取った事もあり地上波やBSで
は録画中継中心になってしまっていたから必然的に見る機会が減っ
ていた。

 とりあえず99年はNHKが録画中継したものの03年はTV東京が
放映権を獲得した事からディレー中継となりフランス戦は23:00
過ぎから出かける用事があったため落ち着いて見られなかったし、
日テレが放映権を獲得した07年以降はTMOなどでロスタイムが長
くなる傾向が強かったにも拘わらず十分な放映時間を取っておら
ずロスタイムの同点トライ&コンバージョンを中継し損ねるという
不祥事に見舞われていたのだ。

 だから個人的に95年大会までは代表メンバーの顔と名前が一致
していたのだが、99年大会以降は予選の中継すらCSの独壇場だっ
た事から今ひとつ馴染みがなくなっていたのだから罪な事である。

 やはり まともな中継がないと名勝負でも親しみが湧かず印象も
薄いのだから代表の弱体化は人気の低下を意味するし、そういった
事態を招いたスモール・ブッシュの罪は重いと思う。

 民放地上波が中継する事によって両チームの入場シーンや国歌斉
唱シーンがカットされているわけだが、今回のWOWOWの特集では
しっかり入れてくれているし07年大会のカナダ戦のロスタイムに同
点コンバージョンを決めていた大西将太郎は番組で‘5日前のウェール
ズ戦で肋骨を2本骨折していた’という話をしていたのだから余計に
感慨深い。

 この時期の民放地上波の中継はスタジオゲストのコメントは必ず
入れる一方で試合前のセレモニーや、試合中も録画で編集していた
のだから面白味がないし‘まともに見たけりゃCSを見ろ’的なスタン
スでOAしていたとしか思えない。

 という事で昨年のW杯もBS‐1の中継を保存版にしていたし今回の
企画をしてくれたWOWOWには本当に感謝である。

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