父の49日法要から1年

 去年の今日2月9日は亡父の49日法要が行われた。

 故人の希望で通夜&葬式では町内の幹部達や地元の同業者には知
らせたものの、父の兄弟を含めた親戚達には知らせずにいたので
正月明けに2月9日に49日法要をする連絡を取った。

 北九州市内に住んでいる末弟の叔父が一番近かったので知らせる
と当然のように‘なぜ知らせなかった’と怒られたわけで、謝る事
しきりだった。

 当日は強風に雪が混じって吹きすさぶ寒い日となり坊さんが来る
前に駅まで叔父さんを車で迎えに行き、先に到着していた妹も含め
亡父の思い出話をしていたら坊さんが到着し法要が始まり終了後に
近所の料理屋で食事をする事に。

 食事の席で酒が入って本音が出始めた叔父が‘オレは末っ子や
から女房や子供達には自分が死んでも外部には一切知らせず家族
だけで通夜&葬式や法事までやるようにと常々言っている’と言う
ではないか。

 それから3ヵ月後の5月に大阪に住んでいる父の義弟が亡くなった
という事を叔父さんから聞いたのだが、同じく外部には一切知らせ
ずに家族だけで通夜&葬式を行なったとの事。

‘どこも一緒やなぁ’とは知らせてくれた叔父さんの言葉だったが
結局 人間というのは死亡を知らせなかったら文句を言うものの、
自分達が同じ状況だったら同じような事を言うものだと実感した
のだった。

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