日本、理想的な勝利=サッカーW杯予選(時事通信) - goo ニュース
いよいよ今日から2014ブラジルW杯アジア最終予選が始まり、日本は埼玉
スタジアムで行われたオマーンとの初戦を本田圭佑・前田遼一・岡崎慎司の
ゴールで3-0で快勝して素晴らしいスタートを切った。
ホームで第5シードのオマーンとの試合なら勝って当たり前という世間の目が
あるものの、意外に難しいのがオマーンは引き分けはおろか0-1負けまでは
OKという考えで臨んで来るため自陣に引きこもられる可能性が強い事。
それに対し日本は負けは論外、引き分けもダメで勝つだけでなく差を付けて
勝たないといけないというムードの中での試合だからプレッシャーの中での試合
となるので先取点が いつ取れるかというのが最大の焦点になっていた。
更に個人的には気にしてなかったのだがマスゴミが昨年11月の北朝鮮戦と
今年2月のウズベキスタン戦で連敗してムードが悪い云々・・・と不安を煽るよう
な事を書き立てているので少なくとも前半のうちに先制しないと嫌な雰囲気に
なるし、更に相手GKがイングランドのプレミアリーグでレギュラーを張っている
アリ・アルハブシというのも少し気になっていた。
そんな中で始まった試合は予想通り日本は序盤から攻勢をかけ12分に左サイ
ドから上げた絶妙なクロスを本田がダイレクトボレーで決めて先制したのが効いた。
というもの39分と40分に長友と岡崎のシュートをアルハブシのファインセーブに
阻まれていたので、これが2点目を阻まれるセーブだからよかったものの先取点を
阻まれるセーブだとオマーンを勢いづける事になりかねなかったからだ。
個人的には今回のオマーン戦は6月3連戦の初戦だし実戦が2月のウズベキス
タン戦から今日の試合までの調整試合が先日のアゼルバイジャンのみだった事
で、とにかく内容は一切問わず結果さえ出してヨルダン戦、オーストラリア戦と
調子を上げていけばいいと考えていた。
だから前半を1-0でもリードして終えればOKと思っていただけに後半に入って
51分と54分に前田と岡崎が決めたゴールは むしろ嬉しい誤算で、最終的に酒井
宏樹や清武弘嗣に遠藤に替えて細貝萌まで起用できたのは大きい。
次の相手は第4シードのヨルダンだが今日の深夜にホームでイラクを迎えて初戦
を行うから、どんな成績で乗り込んで来るかが注目になるだろう。
とりあえずホームスタートの初戦を3-0で快勝してヨルダンを迎える事ができる
ので余裕を持って戦えるだろうし、その流れを作ったのが やはり本田圭佑だった
のを考えると本田の存在の大きさを改めて再認識したのだった。