ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ウルトラマンをつくった男達:星の林に月の舟の放送から30年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/23/e06822760e68de4635bdc71f3cf8d8fe.jpg)
今から30年前の今日89年3月21日の夜にドラマ・ウルトラマン
をつくった男達:星の林に月の舟がOAされた。
これはウルトラマンやセブンを監督していた実相寺昭雄氏が撮影
当時の話を元に脚色して執筆した星の林に月の舟をドラマ化したも
ので、当時人気絶頂だった三上博史が実相寺氏をモデルにした吉良
平治を演じて話題になっていた。
この本は当時加入していた円谷プロファンクラブの会報で紹介さ
れ会員で申し込むと監督直筆のサイン入りという事だったので購入
したわけだが、読んでみると登場人物は円谷英二や一親子に金城哲
夫ら故人以外は本名を匂わせる仮名で記されていたのだ。
原作ではウルトラQからスタートしウルトラマンやセブンに怪奇
大作戦までの事が記されていたのだがドラマでは当然のように最も
面白いウルトラマンができるまでのエピソードになっており、先述
したように三上博史や南果歩に三宅裕司らだけでなく小林昭二や黒
部進らウルトラマンの主要キャストも起用するなど局側も力を入れ
ていたようだ。
更に関東ローカルではあるものの当日の午後に‘特撮の裏側すべ
て見せます’というPR番組まで作ってOAしていたのだから、力
の入れ方が分かるだろう。
キーワードは‘拘り’で夏のシーンに雪を降らせて顰蹙を買った
事に対して円谷英二が‘拘るなら徹底的にやれ’とアドバイスを受
けた結果シーボーズを凶悪な怪獣としてではなく怪獣墓場に帰りた
くてスネるシーンや、スカイドン編でハヤタがカレーのスプーンを
使って変身しようとするシーンに拘り周りの反対を押し切って撮影
するエピソードが印象的。
このドラマは好評だったようで後に私が愛したウルトラセブンや
ウルトラマンになりたかった男などの内幕を描いたドラマが作られ
たりしたし、当時はウルトラの新作が作られてなかったのだが翌年
海外版のウルトラマングレートが作られると96年に待望の新作・
ウルトラマンティガが始まるのである。
« ラドンもメジ... | ラグビー6ネー... » |
「ウルトラマンをつくった男たち」「私が愛したウルトラセブン」「ウルトラマンになりたかった男」は、喉の渇きを潤してくれましたね…
それからグリッドマンからティガまで異様に長く感じた時代でした^_^;
いらっしゃいませ、初めまして。
まさしくコレがきっかけで内幕系のドラマができたので、徐々に平成ウルトラを作ろうという雰囲気ができたのかもしれませんね。
そういう意味では貴重なドラマでしたね。