三浦、5月に防衛戦=ディブと東京で―WBC・Sフェザー級(時事通信) - goo ニュース
WBC:Sフェザー級王者・三浦隆司が5月1日に大田区総合体育館で
元IBFフェザー級王者で7位のビリー・ディブ相手に4度目の防衛戦を
行う事が決まった。
一昨年4月にガマリエル・ディアスにKO勝ちしてタイトルを奪取
した三浦だが奪取試合はNTVの深夜録画でメキシコでセルヒオ・トン
プソンに勝った初防衛戦と昨年11月のエドガル・プエルタ戦はWOW
OWで、ダンテ・ハルドン相手の2度目の防衛戦は内山高志とのダブル
世界戦としてTV東京での中継と実力のわりに知名度的には不遇だった。
しかし今回は八重樫東の再起戦に村田諒太のノンタイトル戦との
抱き合わせではあるが、世界戦は三浦戦のみだからフジTVでの全国
ネットのメインを飾ることになるので知名度を上げるチャンスだ。
これまでの防衛戦を全て1位相手に行ない世界戦全てダウンを
奪っている三浦だが、懸念材料として打ち合う相手には強いものの
距離を取って戦うタイプを倒せるか。
これまでの対戦相手は全員 好戦的なメキシカンだったのに対し
挑戦者のディブは8位だが一階級下の元王者だから一見パワーで
上回る三浦が有利と思われがちだが、スピードでは階級を上げた
挑戦者に分があるだろうから打ち合ってくれれば問題ないけど
距離を取られた場合の戦い方は未知数だ。
またオーストラリア人相手といえばファイティング原田がタイト
ルを奪われたライオネル・ローズや、3階級制覇を阻まれたジョニー
・ファーメションらの試合が思い出されあまりいい記憶はない。
三浦には前記したようなネガティブな懸念を吹き飛ばすような
胸のすくKO勝利を見せて欲しいものである。