男子バレー&男子柔道、無責任体制は続き暗黒時代も続く

日本男子、出場権逃す=バレーWリーグ(時事通信) - goo ニュース

 今や殆どのメディアから無視されている男子バレーだが2日間に亘ってテヘラン
で行われていた男子バレーのWリーグ入れ替え戦で日本はイランに連敗し
来年
のWリーグ出場権を失ってしまった。


 Wリーグは各国のホームで対戦していく大会だから この大会に出場できない
いうのは代表強化には致命的な失態なのだが、ご存知のように6月に行われた

ロンドン五輪アジア予選&最終予選で敗退した日本は辞意を表明した植田辰哉
監督の辞表を受理せずに何とも うやむやな体制でWリーグの残り試合を戦って
最下位に終わり入れ替え戦に臨んでの結末だから呆れてモノが言えない。

 以前も記した事だが植田辰哉監督は08年に北京五輪の予選を突破したという
事で本大会で5戦全敗したにも関わらず続投させたのだが、予想通り結果を全く
残せずにロンドン五輪の出場権を失っただけでなく直後に行われたWリーグ
でも
全敗という恥の上塗りをした。


 89年にイタリアW杯アジア1次予選で敗退した横山謙三監督率いる日本は
責任の
所在を うやむやなままで南米遠征に出かけたり、90北京アジア大会に
出場する
などして惨敗を繰り返してハンス・オフト体制への移行が遅れる事になり
ドーハ
の悲劇の遠因になった。

 当時の日本はプロではなかったので責任の所在がうやむやなのは ある意味で
仕方なかったのだろうが、こういう無責任体制では結果が出ないのは当然で男子
バレーも同じ轍を踏んでいるのが よく分かる。

 更にロンドン五輪で金メダル0という歴史的な大恥を かいた男子柔道の篠原
信一監督も16年リオ五輪まで続投するという報道があった。

 歴史に名を残すほどの大惨敗で自らの無能を世界に晒したはずなのに厚顔
無恥にも監督を続けようとする
姿勢には首を傾げざるをえないが、続投を許す
柔道連盟の感覚は更に信じられ
ない。

 男子バレーや柔道も名目上はアマチュアだから協会内での仲間意識も強く
‘一生
懸命頑張っているのだから’という姿勢で責任を追及しないという姿勢では
プロ化
した世界とは互角に戦えないのは目に見えている。

 つまり世界を相手に戦う競技は もはや好むと好まざるに関わらずプロという事に
なっている時代に、アマチュアを免罪符にして責任の所在を曖昧にしていては

絶対に勝てないと断言していいだろう。

 タチが悪いのは責任の所在を全く追及しないマスゴミにも言えるわけで、こういう
話について全く問題提起しないのはチェック機能の怠慢ではないだろうか。

 このままの体制で過ごすなら男子バレーは3大会は出場は無理だろうし、男子
柔道も
2大会連続金メダル0という悪夢が繰り返される可能性は高い。 

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