シアトル盛衰記

 新婚旅行の帰途に就くべく新千歳空港に到着した我々は
TVでシアトルの優勝決定試合を見る事ができた。
 それがちょうど今日・20日だ。本来ならもう少し早かった
のだが同時多発テロで1週間日程が延期されたのだ。
 この年のシアトルはイチローが加入して打ちまくったおかげで
打線に火がつき前半で5,6点を取れた。ガルシア、モイヤー、シーリー
の3本柱にセットアッパーは右のサイドハンドのネルソン、左の前
クロザーだったローズ、そしてクローザーには大魔人・佐々木。
 5月まで驚異的なペースで飛び出したシアトルは後半強いオークランド
の追い上げも相手にせずアメリカンリーグ歴代最多タイの118勝を挙げ
地区優勝しプレーオフにNo1シードで出る事になった。
 前年は最終戦に勝ってワイルドカードで出場しNo1シードのWソックスを
3-0で下したがヤンキースに2-4で敗退した。その雪辱に燃えていたのだが
クリーブランドに1-2で王手をかけられてから逆転勝ちしたもののヤンキース
にはホームで連敗しNYでの初戦を取ったが4戦目で佐々木がサヨナラHRを打たれ
結局1-4で敗退した。
 翌年雪辱を誓って好調なスタートを切ったがクリーンアップが昨年ほどでなく
夏場から失速しオークランドとアナハイムにも逆転されプレーオフ進出ならず。
 それ以降は急坂を転がり落ちるかのように転落して低迷している。
ピッチングスタッフではガルシア、シーリー、アボット、ネルソン、ローズそして
佐々木も退団し今年遂にモイヤーまで放出された。
 打線もマルチネス、ウィルソンは引退しキャメロン、ブーン、オルルッド、
ギーエンなども放出され5年経った今でも残っているのはイチローのみ。
 今年は城島が加わりそれなりに頑張ったがオークランド戦の大負けや同一地区
相手のロードゲームで大幅に負け越したのが響いて昨年までよりはマシだが
やはり最下位。強くなるのは時間がかかるが編成を失敗するとあっという間に
弱くなるという定説を見事に体現している。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
あったことは無いですが (soshi-s)
2006-09-20 22:18:04
うちの弟が愛工大名電でイチローのクラスメイトだったそうです。

『鈴木がプロ(オリックス)に行く』弟から

聞きましたから、こんなすごい選手になるなんて予想もしてませんでしたが。



うーん自分も一度でいいから本場でメジャーの

試合を見てみたい!
 
 
 
イチローは (こーじ)
2006-09-20 23:18:51
>soshi-s様

 イチローは名電時代は甲子園であまり活躍してませんね

現ドラの松商・上田佳範に投げ負けて打てなかったと思います。

 実は新婚旅行でMLB観戦も考えましてプラスアイオワの「フィールドオブドリームス」のロケ地に行きたいと

(行ってキャッチボールしたいと)思ってましたが

アイオワ行きが厳しいので断念しました。

 小学校時代からの友人で旅行会社に務めていてMLBを見たいがために退職し退職金で観戦旅行に行った猛者がいましたよ。当時はカンセコ、マグワイア、Rヘンダ-ソンらがいたオークランドが大人気でしたから、オークランドに

行きましたが。

 そいつからの情報で食事もあまり美味しそうでもなかったのでスペインにしたのですが・・・・
 
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