2010年11月上京レポ・3：根本先生 還暦おめでとう ございます

　いよいよ師匠である根本憲一先生の還暦祝いだ。

 13:00にネモトに到着すると義さんとこぢこぢ君が準備を始め、我々も
手伝ったりしていたが集合時間よりも1時間近くも早いのに我々以外のOB
達も三々五々集まり始める。　

　その度に‘オオッ！○○’‘いやぁ～オマエ変わらんなぁ～’などと口々に
言い合いながら嬉しそうに再会を喜んでいた。
　殆どの連中が体型は別として雰囲気は変らない者が多く、個性的な
キャラが揃っていたネモトというのが分かるだろう。

　13:50頃に師匠である根本先生と奥さんが店にやって来て、みんなから
握手攻めにあう。

 

　師匠は還暦と思えない若さだが、最近体調を崩していると聞いた奥さんも
思ったより元気そうで出席者達も一安心していた。

　ちなみに集合予定時刻を過ぎて最後にやって来たのは北九州から来た
女の子2人組で、早めに到着していたものの京急蒲田で道に迷ったらしい。
　まぁ ここ数年の京急蒲田駅は改装の連続で高架にもなっている事も
あって、分かりにくいのも事実だが これまた昔と変わらないキャラ2人を
象徴するようなエピソードだけにみんなも怒るどころか
‘アイツらなら しょうがねぇなぁ・・・・’という雰囲気だ。

　14:30から還暦祝いが始まり挨拶の後にOB達が用意した赤いちゃん
ちゃんこと帽子をかぶってもらい、見事な似合いぶりに大いに盛り上がる。

 　おりしも この日は11月22日と‘いい夫婦の日’だけに久しぶりに見る師匠
夫婦の2ショットも本当に絵になっているのだ。

　やがて現役スタッフとOB達の交歓会になり発起人（ボッ○人？）の 1人で
あるINO君の司会で1人づつ自己紹介やネモト時代の思い出を話すのだが、
みんな熱い思いがあるようで ついつい話が長くなってしまう。

 　そして暴露？される いかにもネモトらしいエピソードに全員が爆笑する
中で私が最も驚かれたのが
‘家庭の事情で僅か1年半しか働けなかった’と言った時だった。
　どうやら一緒に働いていたOBにとって意外だったらしく
‘5年はいたと思ったのに・・・・’などという声が多く、実際
出席した私以外の23人で面識がない OBはいなかったのだ。　

　こうして1時間を予定していた交歓会は あっという間に時間を超過し、京急
蒲田駅の近くのイタリアンレストランに場所を移して懇親会が始まる。

　型どおりの挨拶から始まり乾杯をするのだが16:00なので残念ながら北九
州空港から車を運転しないといけない事情があるためウーロン茶での乾杯と
なってしまった。　

　美味しい料理を食べながらプロジェクターで昔のスタッフアルバムをスク
リーンに映し出し、そのネタである数冊のスタッフアルバムをみんなで回し
見しながら思い出話に拍車がかかるのだった。

 　1時間もすると みんな思い思いに席を離れて話が盛り上がる。

　不思議なのが一緒に働いてなかったOB達ですら同じような話で盛り上がる
事だ。

 

　やがて宴たけなわの中で師匠にアイポットなどの贈り物をすると、師匠から
お土産の紹介があり、終わりがけに土産と一緒にスタッフアルバムに載って
いた写真も封筒に入れて配られたのだが前日 挨拶に行った時には
‘キミの頃のアルバムが見当たらないので写真なくて悪いね’と言われて
いたのに写真があったのかな・・・・と思って開封すると

 「ネモトにいた期間は短いけれど、
OBの中でも一番長く居たと思えるほど印象に残っている
スタッフの1人です。

　何事にもプラス思考で・・・・・

　時には空気が読めないときもありますが・・・

　皆を気づかう気持ちは人一倍ありましたね」　

という師匠からの手書きで心のこもったメッセージが記されていた。

　読んだ とたんに感激して思わず涙が出そうになったので思わずトイレに
駆け込みガマンできずに涙を流してしまい、ネモトOBで よかったなと痛感
したのだった。

　19:00過ぎに宴は終わり、後ろ髪を引かれる思いでみんなと別れて糀谷の
友人宅に立ち寄り23:30羽田発の最終便で北九州空港に着いたのが1:20で、車を運転して帰宅し寝たのは 3:00前だった。

　根本先生、改めて還暦おめでとうございます。

　この日ほどネモトのスタッフだった事を誇りに

思ったことはありません。

　これからも奥さん共々元気で頑張って古希を

迎えてください。