ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
高橋尚子が引退・お疲れ様でした
シドニー五輪の女子マラソン金メダリストの高橋尚子が今日引退する
旨を発表した。
高橋尚子のこれまでの足跡を辿ると・・・
98年のバンコク・アジア大会で日本新記録で優勝し脚光を浴びると、
00年3月の名古屋で大会記録で優勝してシドニーの出場権を取る。
9月に行われたシドニー五輪でリディア・シモンとの競り合いとなり、
34㌔過ぎでスパートをかけシモンを突き放すとそのまま逃げ切り見事に
金メダルを獲得した。
01年の9月にはベルリンマラソンで世界新記録を出すなど五輪の金
メダルと世界新記録の両方を達成する快挙。
これまでの日本の女子マラソンは有森裕子に代表される粘って走り、
脱落してきたランナーを抜いていくスタイルが主流だった。
バルセロナやアトランタなど暑い中でのマラソンには、スピードより
暑さに耐えられるスタイルが有効だった。
ところが高橋は粘りだけでなく勝負どころを読んで鋭い切れ味ある
スパートをかけるセンスと度胸があった。
このスタイルで走れるのは現在では野口みずきぐらいか。
1つだけ残念なのが本当の意味での賞金レーサーになりきれなかった
事か。
ポーラ・ラドクリフに代表されるプロの賞金レーサーは年に複数レースを
走るのが通例だが、高橋は五輪の連覇に拘っていたので五輪選考
レースとなる東京マラソンには出場したものの海外の賞金レースは
02年のベルリンが最後。
私的には五輪で金メダルを獲得したのだから、賞金レース中心にシフト
してもよかったのでは?と思った。
高橋をはじめとした日本のマラソンランナーは、1つのレースを走る
ために長期間にわたって準備をする傾向が強いのに対し男子マラソン
世界記録保持者のハイレ・ゲブレセラシェは‘なぜ日本人はマラソンを
走るのに、必要以上の準備をしないといけないのか’と不思議がっていた。
プロの賞金ランナーになる事によって そういう慣例を打破して欲し
かったという個人的な願望はあるものの、高橋の偉業はそれを補って
余りあると思える。
本当に長い間お疲れ様でした。
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辰吉に似てるかも
ただ増田明美なんかより
したことは上だな
私的にはオーバーワークさえなければ小出さんでは
ないけど、あと3年は活躍できたと思いますよ。
増田明美とは比較になりませんよ。
>こうちゃん様
そう、コーチなしで続けたのが最大の失敗でしょう。
日本には30歳を越えた選手のコーチング法が整備されてないですからね。
小出さんが嫌なら外国のコーチの下ででもやって欲しかったですよ。
フィギュアの選手がコーチを換えるように。