伊福部さん生誕100年、音更の記念碑改修 来月15日にセレモニー(北海道新聞) - goo ニュース
今日5月31日はゴジラの音楽などで有名な伊福部昭の誕生日と
共に今年は生誕100周年にあたるらしい。
私が伊福部氏の存在を知ったのは当然のように怪獣映画で初めて
映画館で見たキングコング対ゴジラでの巨大なる魔神の合唱を含め
ゴジラやキングコングの脅威を表現する音楽には子供心に圧倒され
たものだった。
その後も映画館やTVなどで見る怪獣映画を見ていた事から伊福部
BGMに馴染んでいたものの、71年のゴジラ対ヘドラなど伊福部氏が
BGMを担当してない作品は物足りなく思えていた。
それから年代的に怪獣映画を見る機会が減ったため縁遠くなって
いたのだが、83年にゴジラ復活オールナイトを見に行った事から私の
特撮作品に対する気持ちが燃え上がり同時にBGMを担当した伊福部
氏のLPレコードを買い始めたのだ。
よくしたもので時期的にもレンタルビデオやBSの普及などで特撮
映画だけでなく銀嶺の果てなど伊福部氏がBGMを担当した作品をも
見る機会が増えて改めて魅力を痛感したのだった。
伊福部氏が担当したBGMの中にキングコング対ゴジラの巨大なる
魔神や大怪獣バランの婆羅陀魏山神に、モスラ対ゴジラの聖なる泉や
マハラモスラなど魅力ある土着の合唱曲があるのが特徴だ。
それを考えるとゴジラなどの怪獣が単なる巨大生物ではなく神の
使い的な存在という設定も、伊福部BGMがあるからこそというの
があるだろう。
どうしてもクラシック音楽や土着の合唱曲というとハードルが高い
ものだが意外にも身近なものだと伊福部BGMを聞くと分かるのだ。