日本、20年ぶりW杯勝利ならず…トンガに敗れる/ラグビーW杯(サンケイスポーツ) - goo ニュース
今日は16:30からラグビーW杯の日本-トンガ戦と、20:00からはサッカー
のロンドン五輪アジア最終予選:日本-マレーシア戦が行われた。
グレードは違うものの2つのフットボールの国際試合が同じ日に行われると
いう事で注目したのだがサッカーの場合は ある意味‘格下’相手だったのに
対しラグビーの場合は ほぼ互角の相手という事で必勝を期しての一戦だった
のだが明暗が分かれた形になってしまった。
スカパーに入ってないのでネット速報を頼りにしていたのだが危惧されて
いた立ち上がりに いきなり先制され、一旦追いついたものの すぐに突き放
されて前半は13-18で終了。
これなら持久力に勝る日本が後半いけるか?と思いきや後半最初の得点も
トンガに許し13-28から20分過ぎに1トライ返したものの反撃も ここまで。
終わってみれば18-31というスコアではボーナスポイントすら獲得できない
完敗で、優勝候補筆頭のニュージーランド相手に主力を温存してまで必勝を
期して臨んだ一戦にしては情けなさ過ぎる。
思えばカーワン・ジャパンは4年前のW杯でもフィジーとカナダから2勝を挙
げる事を目標に直前に対戦するオーストラリアとウェールズ相手には主力を
温存して臨み、フィジーには敗れたものの7点差以内の負けだったのでボーナス
ポイントを獲得できたので最終戦のカナダ戦で引き分けボーナスポイントの差で
5チーム中4位になっていた。
今回対戦する4年前のフィジーと違ってトンガとは相性がいいのでトンガと
カナダ相手に2勝を狙っていたのだが、ブレイクダウンの攻防で完敗したようだ。
一方のサッカーはキックオフからマレーシアを圧倒し10分で先制点を挙げ
るが、以後はボールを支配して圧倒的に攻め込むものの追加点を奪えず。
後半になって77分に2点目を挙げて ようやく突き放して2-0で勝ったものの
少なくとも3点は取れる可能性があったので、勝ち点3は確保したけど不完全
燃焼的な感じの試合だった。
とはいえフル代表のザック・ジャパンも初戦の北朝鮮戦では手こずり、ロス
タイムに1点を取って勝った事を考えれば第1シードの日本が第4シードの
チームとホームで戦うと先制されても‘1点差負けOK’のような感じで引きこも
られるだけに大量点を奪うのは厳しいだろう。
だから予選の初戦で勝って勝ち点3を獲得したのが何よりも大きかったのだ。
こうしてみるとフル代表で最高峰のW杯を戦っているラグビーと23歳以下の
アジア最終予選では価値が違うので比べてはいけないのだが、どうしても同じ
日に‘勝たないといけない一戦’で完敗したラグビーと、内容的には不満がある
ものの結果は残したサッカーU23のチームでは本当に明暗が分かれてしまった。
ラグビーが勝っていればコチラも盛り上がったのに・・・本当に もったいない話だ。