昨日は九大病院に入院している友人の出張カットに行って来た。
友人・Wクンは盆前に来店し‘9月初旬に手術するのでスポーツ刈りにして
欲しい’と言われて驚いたのだが、聞く所によると仕事中にフラ付くので営業の
得意先の医者に症状を話すと検査を勧められ結果 脊髄に腫瘍ができていた
ので摘出手術を受ける事になったらしい。
九大病院のような大きな病院の場合は9月初めに手術したら10日ぐらいまで
には退院となるので、そこまで保つように通常ではやらない短めのカットをして
たのだが一昨日電話がかかってて‘病室にカットをしに来る床屋にスポーツ
刈りと言っても通じないので、どう説明したらいいか’と尋ねるのだ。
もともと私が福岡で修行している時期にカットモデルになってくれていたW
クンだったので本来なら1度 見舞いに・・・と思っていたが義父も入院したり
していたのでヒマがなかったのだが まだ入院しているなら見舞いついでに
出張カットをしようと考えたのだった。
先方の希望は11:00前後だったので娘を幼稚園に送って一旦帰宅して
準備し家を出たのが9:05ぐらい。
八木山バイパスを使わずに峠を通って福岡市内に入ったのが10:30前と
ほぼ予定通りだったが ここから暗転。
何と以前入っていた道が道路工事で通行止めだったので回り道をしたら
正門の手前で別の道路工事があっていたため片側通行になっていて、よう
やく突破しても駐車場に車を入れるだけで10分ほどかかり駐車券を受け取っ
た後に駐車スペースが空くまで更に時間がかかり結局 病室に着いたのが
11:00過ぎていた。
とりあえず個室に入院しているのでトイレの横にある洗面所前にイスを置
いてカットし始めるのだが、後ろのスペースが狭いので後頭部カットが難し
かった。
とはいえ薄手のクシを使ってのスポーツ刈りは15分ほどで終わり、とりあえ
ず おかしくない程度に短くなったのでWクンも喜んでいた。
個人的に何より嬉しかったのがWクンが意外に元気だった事。
というのも通常なら術後は早めに退院させられるはずが入院延長している
という事は術後の調子が悪かったという事になると思っていたら、入院中に
足が弱っていて特に左ひざのあたりの調子が悪いのでリハビリを兼ねて入院
を延長しているという事だったので一安心だ。
帰途 吉野家に寄って昼食を取ったのだがWクンの調子がよかったので
牛丼が美味しく食べられたのは言うまでもなく、帰宅したのは13:50で娘の
幼稚園お迎えにもしっかり間に合ったのだった。