2018年度ボクシング年間表彰、MVPは井上尚弥

井上尚が2度目のMVP=KO賞とダブル受賞―ボクシング表彰式

 今日ボクシングの2018年度年間表彰が行われ、MVPには井上
尚弥が選出された。

 ちなみに井上はMVPとKO賞の2冠となったわけだが昨年行われ
た世界戦2試合で共に1RKOでは当然の結果だろうし、ここまで
強いと年間最高試合からは漏れても仕方ないだろう。

 殊勲賞は7月にアメリカでWBO:Sフェザー級タイトルを奪取し
12月に初防衛に成功した伊藤雅雪が、技能賞には9月にWBOフラ
イ級タイトルを奪取し3階級制覇に成功した田中恒成がタイトル
を奪取した木村翔戦の年間最高試合の2冠となったわけだ。

 かつての年間表彰は世界王者自体が少なかったので世界王者が
MVPをはじめ殊勲・敢闘・技能賞に努力賞や、年間最高試合まで
持って行くのが恒例だったのが今は世界王者が増えたおかげで2
階級制覇に成功した京口紘人も何らかの賞をもらえていたのが
優秀選手賞止まりだという事。

 優秀選手賞には井上尚弥や田中と伊藤以外に京口や亀田知毅、
井上拓真や拳四朗の現役王者だけでなく村田諒太やホル
ヘ・リナ
レスに木村翔、岩佐亮佑や山中竜也ら元王者達も含まれ
るわけで
世界タイトルが増え過ぎて世界王者といえども顔と名前
が一致
しない王者が出て来るのは少しばかり不憫ではある。


 90年代までは世界王者だと必ずメインで地上波中継もあったの
だが、ここまで王者が増えるとダブルやトリプルでやるので面識
がなく一般の視聴者からは覚えてもらえづらい面もあるのだが。

 そういう意味では井上尚弥や伊藤に村田諒太らは海外を主戦場
にして戦えば、それ以外の王者達の露出も増えるのではと思った
りする。

 ちなみに井上尚弥のジムの大橋秀行会長によればIBF王者エマ
ヌエル・ロドリゲスとのWBSSの準決勝は4月か5月にアメリカか
イギリスで行われる予定との事だが、2試合連続で1Rしか戦って
ないので半年以上間が空くならば1試合ぐらい防衛戦を挟んでも
いいのではないかと思ったりする次第。

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