最近、いろんなことがあって、心身ともに、ちょっとへろへろ気味になってきつつあります。。。
こんな時は、とにかく、食べる。
からだ健やかに生きるためには、とにかく食べる。
心健やかに生きるためには、おいしく食べる。
と、思います。(……ま、くいしんぼうの言い訳(;^_^Aなんですけどね)
我が家からほど近いところにある、「貴船」さんにランチに行ってきました。
主計町茶屋街。
ミシュラン2つ星の貴船さんは、テレビなどでもよく取り上げられていて、今年いっぱいどころか来年の春先まで予約がもうとれないらしいです。
お昼の時間でしたが、夜のお献立をいただくことができました。
「松に古今の色なし」。
掛け軸と床飾り。
菊の季節らしい、素敵な設えです。
ひょうたんの一部を使って作られた盃で、一献。
最初に運ばれてきたのはお月見の飾りのようなお料理でした。
かごを取ると、中は「秋」。
ひとりぶんはこんな感じ。
シャンパン1本を5人でいただきました。
しゅわしゅわ。。。♡( ^)o(^ )。
のどぐろの椀物。
汁一面に菊の花びらが散らされていて、秋の香りがいっぱいです。
おつくりには「黒むつ」。
今の季節の黒むつは、とても脂がのっているのだそうです。
ものすごく美味しかったです。
お皿が運ばれてくるたびに、歓声があがるほど、お料理がきれい。
低温でじっくり揚げた渋皮栗。皮はぱりぱり、栗はほくほく。
かますで巻かれているのは、松茸。
加賀蓮根でフォアグラを挟み、キャビアとともに、トリュフ塩で食べる。
なんて贅沢な…
ボリュームのあるお料理のあとはさっぱりとポン酢餡のからんだお魚。
今の季節は、まだ「ぶり」ではなく「がんど」です。
脂ののったおいしいがんどでした。
いろいろな種類のきのこの香りが楽しめる、あなごの蒸し物。
そして貴船さんの楽しみのひとつは季節のごはん。
お釜ごとお部屋に運ばれてきて、おかわり自由。。。。でしたが、もうお腹一杯で、お代わりはできませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
さんまのごはん。
これは家でも作ってみたい!家族にも食べさせてあげたい!と思いました。
デザートは、いちじくと栗のアイスクリームがそえられたあんみつ。
小ぶりの湯飲みが運ばれてきたので、お茶かと思うと、コーヒー。
意外な器でいただくコーヒー。
これはこれで、面白い♡
「こうじゃなきゃいけない」というところがないおおらかさが、居心地のよさにつながっているのかな。
なかなか予約のとれないお店での、ごちそう。
登志子さん、いい機会をありがとうございました。
元気が出ました。
また、いろんなこと、がんばれます。