画像は、昔のマイバースデイの「妖精シリーズ」の中に登場した、
詩の妖精、エディンです。
この妖精は、「ポエムに感動した人を見かけると、つい嬉しくなって
その心にしのび込んでしまう妖精で、予言の能力も持っている為に、
時には国を治める王の相談相手にある事もある」という説明でした。
80年代には、ノーシスの人の中にも、妖精を見たり、接触したという
人がいました。
そうした方が体験談を投稿されていましたので、今回抄掲させて頂きます。
…………………………
5月18日は、大変天気の良い日でした。
窓から外を見ると、光に透けた葉でいっぱいの木に、沢山の妖精達が、
わっと群れをなしていました。
その中で、一番目立っていたのは、角笛を吹く妖精です。
でも、その音は聞こえません。
うす黄色の簡単な服に、同じ色のとんがり帽をかぶり、服のすそと帽子の
ふちには、小さな白い点々が、ぼうっと見えます。
それはまるで、小さな白い花をちりばめた、ふち飾りのようでした。
大きさは大体、20cmぐらいだったでしょうか。
妖精達の背景や木の上の方には、透き通ったピンクのものが、ふわふわと
動いています。
形がないようで、表現し難いのですが、これも妖精のようでした。
同じ年の6月28日。
この日もよく晴れ上がり、窓を開けていました。
木戸の脇にあるポスト越しに、ちらっと表通りが見えた時、モンシロチョウの
ようなものがスーッと、一直線に飛びました。
でも、蝶にしては速くて、大きかったのです。
一瞬の事でしたが、私の目に焼きついたその姿は、人間と同じ体に、
モンシロチョウの羽を持つ妖精でした。
小さな頭に、ふわふわしたタンポポの綿帽子のようなものをかぶり、服は着て
いませんでした。
…………………………
以下、伝統的な西洋魔法からの妖精に接触する為のものです。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【妖精への捧げもの】
妖精は特に、ローズマリーの香りの中に見つかると言われています。
そこで、15gのローズマリーの葉を急須(ポット)に入れ、半リットルの
熱湯を注ぎ入れて、15分間経ってから、葉を取り除き、その湯を
フェアリーハントの地面に注いで、次の呪文を唱えます。
「この地の精霊たちよ、我は、聖なるローズマリーの、この捧げものを、
まことの親交とすべての光栄において、汝らに与えんとす。
我が汝らに与え、捧げものを行いし如く、我を妖精の友と認め、
我が働きの中で、我を助けたまえ。」
【妖精の露】
露はドルイド教で、最も聖なる水とされています。
可能な限り、聖なる場所、清浄なる場所より露を集めて、ボトルの中に
ためて、冷蔵庫の中で保存しておきます。
これを月光の下で、霊的な視力を得る為の準備や、アストラル・トリップの
準備の為に使用します。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
80年代に、ノーシスの機関誌の中で、このように書かれていました。
「私達が心の扉を開く時、自然界の精霊達は語りかけてくれ、目を上に
向け、魂からの祈りをもって呼びかければ、天空の壮大な響きの中に
自らを一体化させる事も、時空を越えて旅する事も出来るのです。」
「ともすれば、日常的な些事に追われがちな現代社会にあって、魂の糧を
満たし続ける事は、難しいかもしれません。
自己の真の実現を願う人々の御役に立ち、また、光を求めてさすらう人々にも、
それを見出すきっかけともなれば、我々にとって、それに勝る喜びはありません。」
ノーシス書棚:
http://gnosis317.web.fc2.com/
*******
「サンスクリット版・般若心経」
http://www.youtube.com/watch?v=YNX5kszeRiw
日本語のものとはまた違う感じですが、荘重な響きがあります。