宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「別の詩篇魔術」

2010年01月06日 | Weblog





詩篇魔術は、モーゼの第六・第七書に記されていたものが有名ですが、
それ以外でも詩篇は、しばしば魔術に用いられます。
今回抄掲させて頂きますのは、モーゼの魔術とはまた異なるもので、
モーゼの書に記されていた魔術とは、異なる目的・願望に向けられて
いますので、混同されないようにお願い致します。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

①祭壇の準備
ローブを着用し、祭壇には布地をかけ、ベルとキャンドルと白檀香を置く。
キャンドルに火を灯し、香をたく。
長い紐やコードを用意し、祭壇と自分の周りを一周する円を作り、サークルと
する。
祭壇は東に面するようにし、自分の願望に合った詩篇を選んで読み上げ、
あなたの願望を紙に書き、その詩篇の神名を願望の下に記す。


②ベルを鳴らし、「この神殿は今開かれん」と宣言する。
そして、選んだ詩篇を読み上げる。


③目を閉じて、願いが叶えられた所を視覚化する(ハッキリとイメージする)。
そして次の祈りを三度繰り返す。
「わが前に、目に見ゆる形にて現れ、わが願いに応ずるよう、
我、汝を(神名)を求め、訴えたり。」

神のエネルギーと交流するために、目を閉じて、答えられる事を願います。
そうすると、五感のいずれかの形で、答えられるでしょう。
目を閉じたまま、あなたの願いが叶えられた所を視覚化します。


④退去の許可を出します。
「我は汝(神名)に感謝せん。
この式は、今果たされり。
一切の秘力、実存、力が、我が再び呼び求むるまで、かれらの務めに
行かせ給え。
欠きたる事なきみ名によりて、わが命を為さんがために、平安のうちに
行きたまえ。
愛し好みて、我の有するものが、いかなる者も、何事をも損なわざらんことを。
かくあれかし。」


ベルを鳴らし、「この神殿は、今閉じられたり」と宣言します。

この儀式の記録は、専用の魔術日記に記録しておきます。
この儀式を行って数日のうちに、何かの偶然の形(ふと耳にした曲や
言葉や兆し)、あるいは夢やアイディアの形で、この詩篇の儀式に対する
メッセージが与えられるでしょう。



【詩篇1】

目的:悪を避ける
神名:エエル・カド


【詩篇2】

目的:出勤前に
神名:シャダイ


【詩篇3】

目的:家族間のいさかいを止めるために
神名:アドン


【詩篇4】

目的:マインドの平安のために
神名:エヘイエー


【詩篇5】

目的:あなたに続く敵を止めるために
神名:カナンヤー


【詩篇6】

目的:健康となるために
神名:ヤスカヤー


【詩篇7】

目的:敵と黒魔術と戦うために
神名:エル・エリオン


【詩篇8】

目的:新しき職に感謝を示すために
神名:レクミエル


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
コメント (4)