宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「悪魔の存在」

2010年01月29日 | Weblog




画像は、カトリック教の有名な聖人の一人で、「竜の姿になった悪魔に
呑み込まれそうになり、危うく難を避けた」と云う伝承のある、マルガリタです。

特に1950年代辺りから、キリスト教会の中でさえ、悪魔の存在と云うものを、
観念的に捉えたり、否定しようと云う動きが出てきました。
また、90年代初め頃までは、日本の精神世界の書籍でも、悪魔に就いて
特集を組まれる事が少なくなかったのですが、以後は殆ど取り上げられなく
なりました。

キリスト教の中でも、とりわけ伝統的な人たちは、「悪魔の最も巧妙な罠は、
人間に悪魔の存在を疑わせ、否認させる事」であると言い、そして事実、
悪魔祓いの儀式の中でも、悪魔が同じ事を語っています。

今回は、90年の雑誌に掲載された記事を抄掲させて頂きます。

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【悪魔とのインタビュー】

1974年9月のある晩のこと、ドミニコ・モンドローネ神父は、悪魔の実在を何とかして
人々に知らしめようという使命感にかられ、それが、神の望みであるかを知る為に、
教会で祈りを捧げていた。

すると突然、見知らぬ婦人が神父に近づいて、
「神父様の御計画は、神のみ旨にかなった事でございます。
勇気を出して、実行にお移しになって下さいまし。」
とだけ述べて、すぐに立ち去った。

この出来事から、神父は実行を決意し、ある晩にサタンに出現するように呼びかけて
いた所、神父は首筋にぞくぞくするものを感じ、悪寒が体中を走った。
それから、部屋全体がガタガタと振動し始め、金具の擦れ合うような、野獣の猛り狂った
ような声が響き渡った。


「お前が何を言おうと、現代では、誰も俺達の存在など信じやしないぞ。
俺達は、教会でミサをたてている司祭やクリスチャンにさえ、サタンは実在しないと
信じ込ませる事に成功したのだ。
お前の計画は、神学者や、他の学者たちから嘲笑を買うだけだぞ。」

サタンが神父の呼び出しに応じたのは、人々が神ではなく、自分に従うであろうと云う
自信を誇示する為であった。


モンドローネ神父は、何回に渡って悪魔にインタビューを行い、一冊の本にまとめ上げた。


その「悪魔とのインタビュー」を書き終えた後、例の婦人と再び教会で出会ったが、彼女が
神父に語って聞かせたのは、彼女がまだであった頃、悪魔に憑依され、悪魔祓いを
受けた体験だった。

彼女はある日、夕食後に勉強をしながら突然、ショックを受けたようになり、背筋に
ぞっとするものが走って、ふと目の前の鏡を見上げた所、長い毛だらけの足を持ち、
黄色い邪悪な目で彼女を睨んでいる、巨大な蜘蛛がいるのが見え、その蜘蛛が彼女に
飛びかかって、体の中にすっぽりと入って消えてしまった。

それから彼女は、ある時は窒息すると思われるような、ある時は骨が砕けると思われる
ような苦痛を受けながらも、自分のやっている事はほとんど憶えていない状態で、
後で聞いた所、キリストの絵を踏みにじっていたり、タイプライターを投げ飛ばしたり、
悪魔祓いの神父が来た時は、司祭や十字架に唾を吐いて、ロザリオや聖水を払い落とし、
数人の屈強な男性が囲んでも、彼女を取り押さえる事が出来ないぐらいの怪力を発揮した。

その後、「この女の体を自分の住処として、ここに隠れていたいのだ」と言う悪魔を、司祭が
祓う事に成功し、その後彼女は、何かの不思議な力を神様から授かったと告白したが、
それ以上、神父には何も語らなかった。


現代における、サタンの最も狡猾な策略は、人々に悪魔が存在しない事を、信じ込ませる事
である。

サタンはその目的を遂げる為に、教育制度、哲学思想、マスメディア、流行のスタイルの中に
入り込んできている。
「悪魔とのインタビュー」を書き記したモンドローネ神父が、人々に警告しようとしていたのは、
その事であった。

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この続きは、「悪魔の力に対抗する為の方法」となっており、本格的な悪魔祓いの儀式は
無理ながらも、カトリック教の、悪魔祓いの中でも使われる一部の祈りが紹介されていました。













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「辛坊たまらん!もっと言っても委員会(2010.01.24版)」
http://www.youtube.com/watch?v=bL4FPkNwgz4

現職の総務大臣が、「いかに国を転覆させるか」を相談し合ったと、臆面もなく
述べています。
民主党内では、このような話題が当たり前であるという事を窺わさせられます。
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