宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「道教法呪(続)」

2012年08月03日 | Weblog







【南斗】

南斗六星が自分の頭の中にあり、その中の一つの星が眉間にあり、
また別の一つの星が 頭頂に存在していると観想する。

また南斗六星が 自分の手足や心臓や脳内に存在していると観想し、
赤い錦の衣をまとった眞人である六眞が 自分を練形されるために
降精されると観想する。

また眠ろうとして横になった時、
南斗六星が火のように燃え上がる様を観想し、誦す。

「丹玄玉室(たんげんぎょくしつ) 光照命門(こうしょうめいもん)
六眞上皇(ろくしんじょうこう) 鎮御南軒(ちんぎょなんけん)
我柄妙気(がへいみょうき) 入映帝台(にゅうえいていだい)
抜煉九祖(ばつれんきゅうそ) 朱陵度魂(しゅりょうどこん)
紫筆赤書(しひつせきしょ) 開道生源(かいどうせいげん)
悪夢不祥(あくむふしょう) 速付帝君(そくふていくん)。」



【仏号】

・「南無(なむ)威住仏(いとくじゅうぶつ)。」

この仏号を誦すならば、何処にいても その地を良く成就せしめる。


・「南無(なむ)無辺身仏(むへんしんぶつ)。」

この仏号を誦すならば、四十劫という果てしの無い宇宙時間の中で犯した
重罪が除かれる。


・「南無(なむ)無垢如来(むくにょらい)。」

この仏号を常に念誦するならば、無尽の智を獲得する。


・「南無(なむ)甘露弥留如来(かんろみるにょらい)。」

この仏号を常に念誦するならば、三千千世の七宝の布施を満たし、
この仏号を常に念じずざる時、その功徳は100千億分の一にも
及ばざるとされる。


・「南無(なむ) 波頭摩勝仏(はとうましょうぶつ)。」

この仏号が耳根に残っていれば、
幾度転生するにおいても六欲天の中に生まれるとされる。




【尊勝仏母眞言】

不可思議な功徳を有し、
累世の罪障を除き、安楽を得させ、苦悩を滅するとされる。

「オン フルボ ソワカ
オン アミダ アユダチ ソワカ。」



【曼殊心根本眞言摂一切法神力ダラニ】

「ナマー サルバ タターガテビョ アルハドビャー

サムヤク サムブッデビョ

オン クマーラ ルーピニ ビスバ サムババ

アーガッカ アーガッカ ラフ ラフ

ボロン ボロン フム フム ジナ ジク

マンジュスリーイエ ス スリーイエ ターラヤ マーム

サルバ ブケビャ パット パット サマヤ サマヤ

アムルトド バボダバ パーパム メ ナーサーヤ スバーハー

オン バーキェ アルテ ジャヤ

オン バーキェ アセサ スバ

オン バーキェ カム ジャヤ

オン バーキェ ニスタヤ

オン バーキェ ダ ナマー

オン バーキェ マーナサ

オン カドガ サットバ バーキェ 

フーン パット スバーハー。」



【般若波羅蜜遍入眞言】

「オン ダルマ バジュラ アー。」


【般若波羅蜜観念心眞言】

「オン ダルマ バジュレ ドルシャ ジャー フーン バン ホー。」


【護身法】

「ウン」と念じるか、または「関聖帝君(かんせいていくん)」
「玄天上帝(げんてんじょうてい)」などの聖号を念じつつ、
自分の心身が金色の光を放つ火球となったと観想して、
手に「剣印」を結んで、魔に向け、
少し痛みを感じる程度に舌を噛むか、
舌先を上顎につけて息を大きく吸い込み、
その気が全身を満たすと観想する。



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