仙道では 左目が太陽 右目が月に照応しておりますが
ヒンドゥー体系では 左右が逆になり、
以下の方法は ヒンドゥー体系の方法ですので
左目が月 右目が太陽になっています。
右目に太陽が現れるのを観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
右目の太陽が光輝くのを観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
右目の太陽が 左脳に移動するのを観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
太陽が左脳にある様子を観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
左目に月が現れるのを観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
左目の月が光輝くのを観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
左目の月が 右脳に移動するのを観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
月が右脳にある様子を観じつつ5遍誦す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
最後に 左脳と右脳で 日月が共に輝く様子を観じつつ5遍誦す。
「カバラ式 アーメンの呼吸法」
手のひらを下に向けて
息を吸い込みながら
★「アーーーー」という音を出しつつ
神のエネルギーが 足の甲を通じて
自分の手に集められる様子を観じる。
そして 息を吐きながら
★「メーーンーー。」と誦す。
ここまでの プロセスを3回繰り返す。
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それから次に 息を吸い込みながら
軽く★「エーー」という音を発しつつ
手に集められたエネルギーが
肘にまで至る様子を観じ
息を吸い込みながら
軽く★「アーー」という音を発しつつ
肘に集められたエネルギーが
喉元にまで至る様子を観じ
そこで 息を止めて 喉にエネルギーが集まる様子を観じ
喉元から 頭頂までエネルギーが上昇するのを観じつつ
息を吐きながら
★「オーーー」と発声する。
また ここまでの プロセスを3回繰り返す。
★「オン・ナマ・シヴァーヤ・ポトリ。」
「五大金翅鳥の加持を受ける」
(金翅鳥)
金翅鳥は 極火性の性質であるので、
金翅鳥の眞言は 水辺で誦すべきではないとされます。
自己の頭上に 金剛薩たがおられる様子を観じて誦す。
「眞実変化大勢身(しんじつへんげだいせいしん)
大身堅牢能破他(だいしんけんろうのうはた)
如日壊劫大熾燃(にょにつかいごうだいしねん)
菩薩円光亦如是(ぼさつえんこうやくにょぜ)
功徳清浄大宝海(くどくしょうじょうだいほうかい)
善能安住仏刹中(ぜんのうあんじゅうぶっせつちゅう)
時我一心帰命礼(じがいっしんきみょうらい)
降伏部多最上王(ごうぶくぶたさいじょうおう)。」
何遍も誦す。
「オン・ヴァジュラ・パニ・ウン・パット。」
金剛手菩薩が出現し
透き通った仏身の中に
頭頂・喉元・胸の中央・臍部・尾てい骨の部位に
計5つの蓮華があり
頭頂の蓮華に「オン字(白色)」があり
喉元の蓮華に「アー字(赤色)」があり
胸の中央の蓮華に「ウン字(青色)」があり
臍部の蓮華に「ソー字(黄色)」があり
尾てい骨の蓮華に「ハー字(緑色)」があり
(上から「オン字」「アー字」「ウン字」
(ソー字)
(ハー字)
頭頂の蓮華より 右手に法輪を持つ
白色の金翅鳥が出現し
喉元の蓮華より 右手に蓮華を持つ
赤色の金翅鳥が出現し
胸の中央の蓮華より 右手に金剛杵を持つ
藍色の金翅鳥が出現し
臍部の蓮華より 右手に宝石を持つ
黄色の金翅鳥が出現し
尾てい骨の蓮華より 右手に剣を持つ
緑色の金翅鳥が出現するのを観じて 何遍も誦す。
「オン・ヴァジュラ・ツァドラ
マハルカナ・ウン・パッタ。」
そして目の前に 上師と同一である 藍黒色の金翅鳥が出現し、
金翅鳥は 毒蛇を嘴でくわえて 左手で毒蛇の尾をつかみ、
右手で金剛杵を持ち 蓮華の中央の日輪の上に立っていて
金翅鳥の胸の中央に 藍色の「チョン字」があり、
藍色の光を放って
有情の一切の罪や病気や悪因縁などを その光の中に吸収して
「チョン字」に収めて浄化し、
再び「チョン字」より 藍色の甘露を放って
その甘露が 自己の頭頂より進入して
全身を内側より洗い流す様子を観じつつ 何遍も誦す。
「オン・ヴァジュラ・ツァドラ
マハルカナ・ウン・パッタ。」
(回向)
「勝菩提心極珍貴 (しょうぼだいしんごくちんき)
令已発者不衰退 (れいいほつじゃふすいたい)
乃至更虚空(だいしこうこくう)
願我常住世(がんがじょうじゅうせい)。」