結跏趺坐か 半跏趺坐で座し
臍の下で「法界定印」を結んで
自己の身体が透き通り
身体を真っ直ぐ貫く 霊的脈管と
それに絡みつく 左右の2本の霊的脈管がある様子を観じる。
目の前に阿弥陀仏や観世音菩薩など、
自己が選んだ本尊がおられて
白色の光明を放たれている様子を観想じて
(1)
左手の薬指で 左鼻孔を塞いで
右鼻孔から 息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
白光は 右の脈管を通じて尾てい骨に至り、
そこから 左の脈管を通じて上昇して 鼻にまで達してから
左の指を離して 左鼻孔から息を吐き出しながら
身体に巣くっていた業障や穢れ 病気などが 黒気となって吐き出されると観じる。
(2)
右手の薬指で 左鼻孔を塞いで
左鼻孔から 息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
白光は 左の脈管を通じて尾てい骨に至り、
そこから 右の脈管を通じて上昇して 鼻にまで達してから
右の指を離して 右鼻孔から息を吐き出しながら
身体に巣くっていた業障や穢れ 病気などが 黒気となって吐き出されると観じる。
(3)
両鼻孔から息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
左の脈管を通じて 白光が尾てい骨に至り、
右の脈管は 赤光に変成して輝きながら尾てい骨に至り、
その赤光が 中央の霊的脈管を頭頂まで上昇した後、
再び 尾てい骨に戻り、
今度は 赤光が左の脈管を通じて上昇し
赤気が右の脈管を通じて上昇し
両鼻孔から息を吐き出しながら
赤気が 業障や穢気などを含んだ黒気となって吐き出されると観じる。
(4)
右手の薬指で 左鼻孔を塞いで
左鼻孔から 息を吸い込みながら 赤色の光を吸い込むと観じる。
赤光は 左の脈管を通じて尾てい骨に至り、
そこから 右の脈管を通じて上昇して 鼻にまで達してから
右の指を離して 右鼻孔から息を吐き出しながら
赤気が 業障や穢気などを含んだ黒気となって吐き出されると観じる。
(5)
左手の薬指で 左鼻孔を塞いで
右鼻孔から 息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
白光は 右の脈管を通じて尾てい骨に至りながら 赤光に変成し、
そこから 左の脈管を通じて上昇して 鼻にまで達してから
左の指を離して 左鼻孔から息を吐き出しながら
赤気が 業障や穢気などを含んだ黒気となって吐き出されると観じる。
(6)
両鼻孔から息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
左の脈管を通じて 白光が尾てい骨に至り、
右の脈管は 赤光に変成して輝きながら尾てい骨に至り、
その赤光が 中央の霊的脈管を頭頂まで上昇した後、
再び 尾てい骨に戻り、
今度は 赤光が左の脈管を通じて上昇し
赤気が右の脈管を通じて上昇し
両鼻孔から息を吐き出しながら
赤気が 業障や穢気などを含んだ黒気となって吐き出されると観じる。
(7)
再び同様に 両鼻孔から息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
左の脈管を通じて 白光が尾てい骨に至り、
右の脈管は 赤光に変成して輝きながら尾てい骨に至り、
その赤光が 中央の霊的脈管を頭頂まで上昇した後、
再び 尾てい骨に戻り、
今度は 赤光が左の脈管を通じて上昇し
赤気が右の脈管を通じて上昇し
両鼻孔から息を吐き出しながら
赤気が 業障や穢気などを含んだ黒気となって吐き出されると観じる。
(8)
右手の薬指で 左鼻孔を塞いで
左鼻孔から 息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
白光は 左の脈管を通じて尾てい骨に至り、
そこから 右の脈管を通じて上昇して 鼻にまで達してから
右の指を離して 右鼻孔から息を吐き出しながら
身体に巣くっていた業障や穢れ 病気などが 黒気となって吐き出されると観じる。
(9)
左手の薬指で 左鼻孔を塞いで
右鼻孔から 息を吸い込みながら 白色の光を吸い込むと観じる。
白光は 右の脈管を通じて尾てい骨に至り、
そこから 左の脈管を通じて上昇して 鼻にまで達してから
左の指を離して 左鼻孔から息を吐き出しながら
身体に巣くっていた業障や穢れ 病気などが 黒気となって吐き出されると観じる。