宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「聖道啓門頌」

2021年02月07日 | Weblog




「菩提道次第」の「聖道啓門頌」は
八万四千の法門の総括とさえ言われており、
読誦によって
障碍が除かれ 善因を植え付け自然と加持が得られ

それを読誦する声を聞く虫までもが功徳を得られとされます。

「万般功徳之源是恩師(ばんぱんくどくしげんぜおんし)
以礼従師求教是道根(にらいじゅうしぐきょうぜどうこん)
深明此理尽一切努力(じんみょうしりじんいっさいどりょく)
恭恭敬敬投師求加持(きょうきょうきょうきょうとうしぐかじ)
今世幸得具足良縁身(こんせこうとくぐそくりょうえんしん)
此身既難得而又可責(ししんきなんとくにゆうかしゃく)
為了求取人生眞価値(いりょうぐしゅじんせいしんかち)
時時激励心志求加持(じじげきれいしんしぐかじ)
生命易逝猶如水泡影(せいめいいせいゆうにょすいほうよう)
常想死亡随時会降臨(じょうそうしぼうずいじえこうりん)
死后生前自造善悪業(しごしょうぜんじぞうぜんあくごう)
于己形影不離緊跟随(うこぎょうえいふりきんこんずい)
対此堅信不疑罪悪事(たいしけんしんふぎざいあくじ)
軽微也不忽略厳防止(けいみやふこつりゃくごんぼうし)
善行好事都要尽力作(ぜんぎょうこうじとようじんりきさ)
一貫堅持不懈求加持(いっかんけんじふけぐかじ)
享用心常不足生衆苦(きょうようしんじょうふそくしょうしゅく)
無可信頼世間諸幸福(むかしんらいせけんしょこうふく)
深知其害心向解脱楽(じんちごがいしんこうげだつらく)
追求奮斗不息求加持(ついぐふんとふそくぐかじ)
上述出世念頭為動力(じょうじゅつしゅっせねんとういどうりき)
警覚不忘律儀厳守持(けいかくふぼうりつぎごんしゅじ)
聖教基礎分別解脱戒(しょうきょうきそふんべつげだつかい)
当作根本修持求加持(とうさこんぽんしゅじぐかじ)
自己沈淪苦海受此苦(じこじんりんくかいじゅしく)
慈母衆生受苦也如己(じもしゅじょうじゅくやにょこ)
激起救度衆生責任心(げっききゅうどしゅじょうせきにんしん)
増進菩提宝心求加持(ぞうしんぼだいほうしんぐかじ)
雖有発心若対三善戒(すいうほっしんにゃくたいさんぜんかい)
修不成熟不能成正覚(しゅふじょうじゅくふのうじょうしょうがく)
深明此理対于菩薩行(じんみょうしりたいうぼさつぎょう)
竭尽全力修持求加持(げつじんぜんりょくしゅじぐかじ)
止息引起煩悩諸念頭(しそくいんきぼんのうしょねんとう)
静心思弁有益之事理(せいしんしべんうえきしじり)
止心定与勝観双修道(ししんじょうよしょうかんそうしゅどう)
以使迅速生起求加持(にしじんそくしょうきぐかじ)
顕乗学修達到成熟時(けんじょうがくしゅとうたつじょうじゅくじ)
対那諸乗頂峰金剛乗(たいなしょじょうちょうほうこんごうじょう)
有縁宝器能入之勝道(うえんほうきのうにゅうししょうどう)
再求順利進入求加持(さいぐじゅんりしんにゅうぐかじ)
守持純浄誓言与戒行(しゅじじゅんじょうせいごんよかいぎょう)
是獲両種成就主因素(ぜかくりょうしゅじょうじゅしゅいんそ)
対此堅信不疑承諾事(たいしけんしんふぎしょうだくじ)
視如生命維護求加持(しにょせいめいいごぐかじ)
依次求教密続部要旨(えじぐきょうみつぞくぶようし)
生円二次第之密修理(しょうえんにしだいしみつしゅり)
堅持不懈四座瑜伽行(けんじふけしざゆがぎょう)
遵照善教修習求加持(じゅんしょうぜんきょうしゅしゅうぐかじ)
如此指示正道善知識(にょししじしょうどうぜんちしき)
依法堅持学修衆学友(えほうけんじがくしゅしゅがくゆう)
健康長寿身内外魔障(けんこうちょうじゅしんないがいましょう)
使之煙消雲散求加持(ししえんしょううんさんぐかじ)
願我生生相遇明上師(がんがしょうしょうそうぐうみょうじょうし)
飽嘗妙法常受甘露味(ほうしょうみょうぼうじょうじゅかんろみ)
十地五道功徳円満(じっじごどうくどくえんまん)
速証得金剛持果位(そくしょうとくこんごうじかい)。」




「焼香して 天王や緊那羅の諸眷属や有情を供養する」



焼香して 香煙が
天王や緊那羅の諸眷属や有情に届く様子を観じて誦します。

「仏陀聖法諸等聖僧前 (ぶっだしょうぼうしょとうしょそうぜん)
直至得証菩提我帰依(じきしとくしょうぼだいがきえ)
願我所作布施等功徳(がんがしょさふせとうくどく)
為利衆生成就諸仏行(いりしゅじょうじょうじゅしょぶつぎょう)。」

3遍誦す。

「オン・ソハハンバ・シュダ・サラバタラマ・ソハハンバ・シュド・カン。」

3遍誦す。

「オン・アー・ウン。」

1遍誦す。

「ナモ・サルヴァ・タターガタ・ヴァロキテ
オン・サンバラ・サンバラ・ウン。」

7遍誦す。

「オン・アザディ・チュル・プルパヤ・ソーハー。」

3遍誦す。

「ナマ・サルヴァ・タターガタ・バユビシュムゲベ
サルヴァ・タカンウガタ・サパララナ・イマンガガナカン・ソーハー。」

7遍誦す。

「オン・マニ・ペメ・ウン。」


1遍誦す。

「ナマ・レナザヤーヤ
ナモ・ラトナ・トラヤーヤー
オン・ガガニ・ガガニ・ロチャニ・ロチャニ
トロタニ・トロタニ・トラサニ・トラサニ
プラティハナ・プラティハナ
サルバ・カルマ・パラムパラ・ニメ
サルバ・サットバナム・チャ・ソーハー。」


「此具五妙欲煙供 (しぐごみょうよくえんく)
食香天王ザトガ (じきこうてんのうざとが)
緊那羅王与眷属(きんならおうよけんぞく)
五髻食香王与衆(ごけいじきこうおうよしゅ)
此具五妙欲煙供(しぐごみょうよくえんく)
尤其尽所有衆生(ゆうごじんそうしゅじょう)
已棄前身未投胎 (いきぜんしんみとうたい)
処於中陰過渡中(しょのうちゅういんかどちゅう)
居於苦悩一切衆(きょのうくのういっさいしゅ)
願得妙欲円満供 (がんとくみょうよくえんまんく)
中陰如是当認知(ちゅういんにょぜとうにんち)
恐懼痛苦得解脱(くくつうくとくげだつ)
仏陀円満報用身(ぶっだえんまんほうようしん)
願速現証正覚位(がんそくげんしょうしょうがくい)
縦無此力依是行(じゅうむしりきえぜぎょう)
亦捨無暇生善趣(やくしゃむかしょうぜんしゅ)
無上正法願行持(むじょうしょうぼうがんぎょうじ)。」


(回向)

「願以此功徳願証仏自性 (がんにしくどくがんしょうぶつじしょう)
降伏煩悩怨敵之過患 (ごうぶくぼんのうおんてきしかかん)
生老病死洶湧之波濤 (しょうろうびょうしくゆうしはとう)
願渡衆生解脱輪迴海 (がんどしゅじょうげだつりんねかい)。」




「忿怒不動如来の加持を受ける」



不動如来に 礼拝や供養を捧げて誦す事で
悪縁や罪障 魔障 瘟疫 障難などが除かれるとされます。

何遍も誦す。

「オン・ザンザ・マハレカナ・ウン・パッタ。」

1遍誦す。

「唯願一切諸病衆(ゆいがんいっさいしょびょうしゅ)
速疾消除諸疾苦(そくしつしょうじょしょしつく)
衆生諸病尽無余(しゅじょうしょびょうじんむよ)
願能永時不出生(がんのうえいじふしゅっしょう)

具諸妙薬之威力(ぐしょみょうやくしいりき)
念誦密呪能成就(ねんしょうみつしゅのうじょうじゅ)
羅刹空行等諸衆(らせつくうぎょうとうしょしゅ)
唯願具足慈悲心(ゆいがんぐそくじひしん)

平息八万魔部類(へいそくはちまんまぶるい)
違逆害縁皆遠離(いぎゃくがいえんかいおんり)
順縁成就且円満(じゅんえんじょうじゅしゃえんまん)
願此吉祥如意成(がんしきっしょうにょいじょう)

本伝上師加持入心間(ほんでんじょうしかじにゅうしんかん)
本尊摂受獲得諸悉地(ほんぞんしょうじゅかくとくしょしっじ)
空行護法如影相伴随(くうぎょうごほうにょようそうはんずい)
所欲任運成就願吉祥(しょよくにんうんじょうじゅがんきっしょう)。」
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