地下水汚染対策は「水俣病」の教訓に学んで
熊本市へJASM第1工場稼働に伴う汚染対策防止の申し入れ
4月3日、熊本市に対し、日本共産党熊本地区委員会・党熊本市議団で「JASM第1工場の稼働と地下水保全についての申し入れ」を行いました。
新たに就任した田中副市長が対応、申し入れとともに、懇談を行いました。

今年1月、経済産業省から日本共産党の辰巳孝太郎衆議院議員への回答で、JASM第1工場でPFBS・PFPeS・PFBAの3種類のPFASが使用されることが判明。
3月26日に熊本県環境モニタリング委員会が公表した調査結果では、熊本市北区北部町にある熊本北部浄化センター方流口がある坪井川の下流地点で、PFBSが1リットル当たり59ナノグラム、昨年4月の10倍近い値が検出されるとともに、PFBAが15ナノグラム検出されました。
既に世界はPFBS・PFBAの規制を強化しつつある
EPA・米国環境保護庁は、PFBSが健康に与える影響については甲状腺・発達・腎臓への影響、PFBAについては、経口で一定量を暴露すると、甲状腺・肝臓・発達に影響が出る可能性が高いとしています。現在、世界的にも規制が緩いPFBS・PFBAですが、ドイツをはじめEUではすでに規制を厳しくする動きが出ています。
JASM第1工場の稼働による坪井川でのPFBS・PFBAの数値上昇への懸念
PFASは水溶性が高く、土壌が汚染されれば、地下に浸透していきやすく、地下水も汚染されることになります。
JASM近隣のソニーや東京エレクトロンではPFBS・PFBAが使用されていないこと、熊本北部浄化センターに工場排水を流しているのはJASMであることを考慮するならば、JASM第1工場の稼働が続く中、河川・海洋・土壌の汚染は今後さらに拡大する可能性が高いことが懸念されます。
水俣病に学び、「汚染ゼロ」を究極まで追求すべき
熊本市は、74万人規模の都市としてすべての水道水を地下水でまかなっている、世界に誇る類稀な「地下水都市」です。本市の宝である「いのちの水・地下水」を守るためには、国内はもちろん国際的な基準をも上回る厳格な対応、「汚染ゼロ」を究極まで追求すべきです。そして、有機水銀の長期微量汚染によって被害が広がった「水俣病」の痛苦の教訓から学ぶべきです。
熊本県環境モニタリング委員会の委員長・篠原亮太県立大学名誉教授も、「直近で見れば安心できるレベルだが、長期になるとわからない。十分すぎるくらいに下げるのが良い」と述べています。
【要望事項】
1、水俣病の教訓に学び、「予防原則」の立場で、PFASの使用中止を県がJASMに求めるよう、県へ要望すること
2、「熊本市地下水保全条例」を改正し、汚染対象物質にPFAS を加え、規制できるようにすること
3、熊本県が3月26日に県環境モニタリング委員会に提出した「調査結果」を全面的に公開し、県・JASMと熊本市が主催者となって、住民説明会を行うこと
4、熊本北部浄化センターの放流口がある坪井川の上流から河口、有明海に至るまでのPFBS・PFPeS・PFBA の調査を熊本市としても実施し、その結果を定期的に公表すること
熊本市へJASM第1工場稼働に伴う汚染対策防止の申し入れ
4月3日、熊本市に対し、日本共産党熊本地区委員会・党熊本市議団で「JASM第1工場の稼働と地下水保全についての申し入れ」を行いました。
新たに就任した田中副市長が対応、申し入れとともに、懇談を行いました。

今年1月、経済産業省から日本共産党の辰巳孝太郎衆議院議員への回答で、JASM第1工場でPFBS・PFPeS・PFBAの3種類のPFASが使用されることが判明。
3月26日に熊本県環境モニタリング委員会が公表した調査結果では、熊本市北区北部町にある熊本北部浄化センター方流口がある坪井川の下流地点で、PFBSが1リットル当たり59ナノグラム、昨年4月の10倍近い値が検出されるとともに、PFBAが15ナノグラム検出されました。
既に世界はPFBS・PFBAの規制を強化しつつある
EPA・米国環境保護庁は、PFBSが健康に与える影響については甲状腺・発達・腎臓への影響、PFBAについては、経口で一定量を暴露すると、甲状腺・肝臓・発達に影響が出る可能性が高いとしています。現在、世界的にも規制が緩いPFBS・PFBAですが、ドイツをはじめEUではすでに規制を厳しくする動きが出ています。
JASM第1工場の稼働による坪井川でのPFBS・PFBAの数値上昇への懸念
PFASは水溶性が高く、土壌が汚染されれば、地下に浸透していきやすく、地下水も汚染されることになります。
JASM近隣のソニーや東京エレクトロンではPFBS・PFBAが使用されていないこと、熊本北部浄化センターに工場排水を流しているのはJASMであることを考慮するならば、JASM第1工場の稼働が続く中、河川・海洋・土壌の汚染は今後さらに拡大する可能性が高いことが懸念されます。
水俣病に学び、「汚染ゼロ」を究極まで追求すべき
熊本市は、74万人規模の都市としてすべての水道水を地下水でまかなっている、世界に誇る類稀な「地下水都市」です。本市の宝である「いのちの水・地下水」を守るためには、国内はもちろん国際的な基準をも上回る厳格な対応、「汚染ゼロ」を究極まで追求すべきです。そして、有機水銀の長期微量汚染によって被害が広がった「水俣病」の痛苦の教訓から学ぶべきです。
熊本県環境モニタリング委員会の委員長・篠原亮太県立大学名誉教授も、「直近で見れば安心できるレベルだが、長期になるとわからない。十分すぎるくらいに下げるのが良い」と述べています。
【要望事項】
1、水俣病の教訓に学び、「予防原則」の立場で、PFASの使用中止を県がJASMに求めるよう、県へ要望すること
2、「熊本市地下水保全条例」を改正し、汚染対象物質にPFAS を加え、規制できるようにすること
3、熊本県が3月26日に県環境モニタリング委員会に提出した「調査結果」を全面的に公開し、県・JASMと熊本市が主催者となって、住民説明会を行うこと
4、熊本北部浄化センターの放流口がある坪井川の上流から河口、有明海に至るまでのPFBS・PFPeS・PFBA の調査を熊本市としても実施し、その結果を定期的に公表すること