利用しやすいさくらカードへ改善を！

11月29日、障がいを持つ方などが集まってつくられていた「おでかけパス券を存続する会」の呼びかけで、「さくらカード・おでかけICの改善を求めるつどい」が開かれました。
障害児者の団体から「そもそも無料だった！さくらカードのあゆみ」、「アンケートで見えてきた障害を持つ人の暮らしの実態」が、それぞれに報告されました。
その後、参加者の方々から、おでかけパス券廃止で困っている当事者の声として発言されました。
「チャージが難しく、パニックになる」
「利用料金が年間にすると10倍以上になる」
「作業所からもらう工賃の半分が交通費に消えてしまう」
「運転手さんの理解がなく、ひどいことを言われる」
「市内から市外まで行く時の切り替えが大変」
「バス等の車内では、ヘルプカードは使えない」
など、紹介したのは一部ですが、さまざまな意見がありました。
障害を持った方々の切実な声を聞くと、利用者の立場に立った制度の改善の必要性を強く感じます。
障がい者パス券制度の復活など、利用者の立場に立った改善を求めていくために、会を発展させて「さくらカードの改善を求める会」がつくられました。
さまざまな困難を抱えて一生懸命に暮らしていらっしゃる障がい者やその関係者の方々とともに、さくらカード制度の負担をなくし、利用しやすくなるような改善のために、私も頑張っていきたいと思います。