上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市議会最終日、3度目となる北口和皇議員の辞職勧告を決議

2017-12-12 23:55:22 | 熊本市議会
北口議員は、辞職勧告決議を重く受け止め、直ちに辞職を!
12月12日に開かれた熊本市議会最終日に、市議会として3度目となる北口和皇議員への辞職勧告を決議しました。
議決に先立ち、提案者を代表して議会運営委員長が以下の提案理由を述べました。
1、北口議員の働きかけに迎合して市が実施した熊本市漁協への委託事業や補助金支出が、外部監査によって「不適正」とされたこと
2、北口議員の働きかけ等は、議員の立場、権限の逸脱乱用であること
3、地方自治法第92条の2の兼業禁止規定に抵触するとの懸念が強く持たれ、あってはならないこと
4、特別委員会の意見聴取で、不誠実な回答を繰り返し、不当要求の事実や自身の責任を認めず、反省が一切ないこと
速やかに辞職しない場合は、特別委員会で兼業禁止(認定されれば直ちに失職)に関する調査を行うことも付け加えられました。
過去に例のない3度の辞職勧告決議を重く受け止め、直ちに辞職すべきです。

「北口和皇議員の不当要求等調査特別委員会」は、熊本市漁協(北口和皇議員が代表理事)への委託事業や補助金支出に関する個別外部監査の結果を受けて、以下の4点にわたる議会としての対応を決め、議会運営委員会でも了解されています。
1、北口議員に対する議員辞職勧告決議案の提出を議会運営委員会に要請する。すみやかに辞職しない場合は、さらに特別委員会で「兼業禁止行為」に関する調査を行う。
2、熊本市漁業協同組合及び熊本県内水面漁業協同組合連合会の業務及び会計状況の検査の実施を各々の監督官庁に要請する意見書を提出する。
3、市長に対し、市長が任命している北口議員の役職の解職を要請する。
4、北口議員が役職に就任している団体に、役職の解職を要請する。

以上の対応内容に則り、
最終日の本会議では、3度目の辞職勧告決議と合わせて、国と県に対する「熊本市漁協ならびに県内水面漁連への、市の委託事業の実施状況の検査や漁協の実態についても明らかにするよう求める意見書」を採択しました。
コメント (1)
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