宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

久々に

2016年05月31日 | 日常の記録
日記

矢野顕子さんのアルバム『welcome back』を久々に聴きたいと思ったときには行方不明で、iTunes にも入れていなかった。
脳内再生できるくらいには聴いているし、そのうち出てくるだろうと思っていたのだが、一体どこに行ってしまったのか、探しても出てこない。

本日久々にCDショップに立ち寄ったときに棚を見たら、おっ置いてある。
以前も迷って、でもそのうち出てくるだろうしと思ってやめていたんだけど。
失くした分が出てきて2枚になってもそれはそれで良いではないの。
だって聴きたいんだもーん。
ちょうど買える分だけのお金を持っていたのをよいことに、購入。

さっそく帰りの車の中で聴いたんですけれど、
この静謐な空気、
音の良くないカーステレオであっても伝わってくる。
静かなんだけれど、静かな興奮が高まってくるというか。

"It's For You"が大好きでそこばかり再生していたこともあったけど、ほかの曲も、ギター、ベース、ドラムスとの絡み合いの中での矢野さんのピアノのフレーズに、はっとする。
トランペット、クラリネット、ホルンと管楽器が効いているのも独特で、胸がきゅーっとなる。

永遠の名盤だと思うけれど、やっぱり発売当初の1989年頃の空気が入っているような気がする。
贅沢、というと誤解があるか、豊か、な感じがする。
今とはちょっと違う感じ。

そして私は89年の、初めてこのアルバムを聴いた頃の気分も混じってきて、なんともいえない気持ちになる。
その、なんともいえない気持ちを解明しようと思って書いてみたけど、やっぱり言葉にならないな。

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