いつも遅れてしまうが、3月のあれこれをさくっと書き残しておこう。
3月13日(日)
富山市民プラザでの「大人の音楽談義」10周年記念シリーズのひとつ、「佐橋佳幸トーク&ライブ~佐橋佳幸の”渋谷と僕と音楽と”」に行ってきた。
前日のピーター・バラカンさんのも行ってみたかったのだけどかなわず。というか、この「大人の音楽談義」、今回はじめて参加したのだけど、この10年でもっと行っておけばよかったな。これからも続くことを願う。
そもそも私の居住地は富山市から離れているので、同一県内といえども、なかなか気軽に行けないんである。
今回も新型コロナウイルスオミクロン株の流行におびえて、結構迷った末のチケット購入だったのだが、休日の街中は普通に(中心地の空洞化が言われているが意外と)にぎわっていた。
会場ホールは、やはりコロナ禍で参加を控えた人が多かったためか、ちょっと寂しい感じだったけど、ともあれ、イベント自体はとても楽しかった。
佐橋さんのトークは快調、ここでしか聴けない話もあったということだけど、うろおぼえで書いて間違ってたら困るので控えておこう。
聴いていて印象に残ったのは「ヤマハ」の存在感。そういえばポプコンってヤマハ主催だった。道玄坂のヤマハのお店での、楽器、レコード、フリーライブ、そして店員さんからの佐橋さんへの影響はすごく大きかったようだ。
そして、佐橋さんは楽譜を読めなかったと(うろおぼえだがたしか)言っていて、とにかく聴いて弾いてギターを身につけられたようだ。なるほどなー音楽家ってそういうものなんだなーだからアレンジとかアドリブが効くんだなーと、あらためて自分は「音楽の人」ではないなと思った。
さて、後半は佐橋佳幸 feat. SETA のミニライブ。
全然知らなかったのだけど、実はこちらのほうが主だったのかな。
SETAさんは、佐橋さんと今回の進行役庄司明弘さんがつくったレーベルに所属しているらしい。渋谷駅で、佐橋さんと毎月「うたのカレンダー」というフリーライブを行っているそうだ。
今回カバー曲5曲と自作曲2曲を披露。
カバー曲は「遠く遠く」「Rain」、アンコールに佐橋氏選曲の「すばらしい日々」と、私の偏愛曲が3曲も含まれていて(あとの2曲はルクプル「ひだまりの詩」小田和正「たしかなこと」)、歌声もすばらしかったのだけど、でもオリジナル曲のほうが圧倒的によかったな。
佐橋さんのギターはもちろんかっこよく、カバー曲を歌うことで表現力の幅が広がると思うし、今は月一で新曲をつくっているそうで、修業というか鍛錬の時なんだろうなと思う。
けど、ゆくゆくは同世代でつながっていったほうがやっぱりいいと思うなー。
20代女子の本領は、おじさんのプロデュースでは活かしきれないと思うんだよねー。私もおじさん側だが感性のギャップを感じる。
などと、考えさせられてしまった・・・
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