寒波到来前でよかった。
1月22日は浅田真央さんのアイスショー「BEYOND」@長野ビッグハットを観に行ってきた!
行き帰りのシャトルバスから、会場の係員、スポンサーブースの人たちまで、暖かい良い雰囲気があって、真央ちゃんのアイスショーを良いものにしたいという気持ちからなんだろうなぁと思った。
会場は最奥のスタンド席からも全体が良く見えて、ここからでも十分いいかもと思った。今後フィギュアスケートの試合があったら観戦に行こうかなぁ。
私は長方形リンク短辺の後方S席だったのだけど、正面にLEDヴィジョンの大画面が見えて、皆さんの動きや足元もよく見えたし、良かった。
でも、表情や衣装の細かいところはさすがに見えなくて、出演者個々のソロで「あっステキ、この人は誰」と思ってもすぐに特定できなかったりするので、そういうのはやっぱりSS席がいいよねぇー。
とにかく1回観ると、また観たくなる!
90分ノンストップ、ナレーションなし。音楽、映像とともになによりもスケートで魅せるショーに、あらためて志の高さを感じた。密度が濃くて90分とは思えない充実感。
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言葉がないことで、「白鳥の湖」など、まさにバレエの公演を思い起こさせる。そこで、ふと、真央ちゃんの元コーチ、ロシアのタラソワさんやザンナさんはこれを(当面ナマでは)観られないんだなぁ...と残念に思った。
(検索したらタラソワさんのアシスタントだったザンナさんはロシア国籍ではないようで…現在はどうしていらっしゃるのでしょう)
スケートとバレエの関係については、やっぱりロシア人スケート関係者はずっと考えてきたと思うし、CSKAでもバレエは必須なんでしょう。
もしこのショーを観ていたら、きっといろいろ言いたいことがあるはず。真央ちゃんが全面的に取り入れる必要はもちろんないけど、きっとブラッシュアップに有益なアドヴァイスがもらえたと思う。
などと考え出すと、つくづくプーチンのバカと憤らずにはいられない。バレエやほかの芸術においても、ロシアは十分に覇権を握っているじゃないの。近隣諸国を含めて大ロシア圏というべき勢力を誇っている。他国も文句なしにひれ伏している。それで十分以上ではないのか。…そういえば、中国もそうだけど、なぜか覇権主義の政治家は自国のすばらしい文化を破壊してしまうという不思議…
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またなんだか話が大げさになるけど、「BEYOND」のショーを観ながら、新しいエンターティンメントの黎明を見る思いがした。バレエ・リュスとか、観阿弥世阿弥とか、出雲の阿国とかに匹敵するような…って舞台芸術にまったく無知ながら放言してしまうが。
日本におけるアイスショーの嚆矢は「プリンスアイスワールド」だと思うけど、ゲストスケーターがソロプログラムを滑ることで集客を確保しているという側面は否めない、と思う。「BEYOND」の形式は革新的だし、さらに発展・完成させられる伸びしろがある。群舞とともに出演者それぞれにソロパートがあるのもいいなと思った。それぞれの個性にファンがついてスター集団になったら無敵だなぁなどと。
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ゲスな感想では、これだけ集客力があり、スポンサーがたくさん付く真央ちゃんが、けっして悪い方向にゆがめられることなく、正しくフィギュアスケートのためにその力と資金を使っていることが、つくづく驚異に思われる。
神様に守られているということかもしれないけど、現実にも信頼して相談できるブレインがいるのだったらいいな。
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