2年前の薪ストーブの薪を里山から切り出した際に枝枯れした巨木(カツラ)
を切り出して製材して自然乾燥させていました。
この無垢材を利用して、自宅の食卓テーブルをリメイクしようと3月から木取
りをして自動カンナをかけ4枚を剥ぎ合わせでテーブルを作ろうとしたのです
が、剥ぎ合わせはとても難しい技術、一枚の板の両面を直角にしなければ隙間
が表面でてしまいます。
自動カンナに直角だしのカンナが付いているのですが材料が長くて重たいので
上手く仕上がりできません。
しっかりと接着できない剥ぎ合わせもありますが、納得して完成させました。
昨日、山小屋から自宅に運んで、テーブル表面のオイルフニッシュをして出来上がりです。
オイルを塗ると木肌の風合いが浮かび出て無垢材の素材が素晴らしいものになりました。
苦労して作成したテーブルを毎日利用出来る喜びを感じております。
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カツラ材 幅300mm 長さ 2,000mm
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一枚づつ木取りをしていきます。
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ビスケットジョイナーで切り込みをして接着します。
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ビスケットジョイナー 1枚に5箇所切り込みを入れます。
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最初に2枚を接着してから3枚目、最後に4枚目を接着します。
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4枚接着したので、ベルトサンダーで表面を研磨します。繋ぎ目が1枚だけ
分かってしまいます。
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研磨が終了しました。仕上げは#240です。
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裏に反り止めを付け、テーブルの脚をここに固定します。
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オイルフニッシュ前の表面
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オイルフニッシュをしました。無垢材の風合いが見違えるほど出てきます。
サイズ820mm×1470mm 厚さ48mm 材料カツラ
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杢目が浮き出てきる表面が素晴らしい仕上げになりました。
明日もう一度オイルフニッシュをして完成です。
毎日、利用するのがとても楽しみになりますね。使い込むとまた風合いが変わってきるのも楽しみです。