今日はスカーフからカットする作業になります。スカーフとは丸太を積み上げる場所のカットになります。
受講生が一人ひとり実技をするのですが、チェンソーの使い方が上手くいきません。
経験が一番になるのですが修正をしながらカットしていくことになりました。
次に、ログハウスを作る作業の一番の工程(ラフスクライブ)荒仕上げの用の墨付け。
コンパスのようなスクライバーで丸太の積み上げ部分を書いていくのですが、難しい作業になりました。
最後にファイナルカットして丸太を重ねるとピッタリと重なっていきます。
スクライバーで下段にある丸太の切り込みを書いていきます。左右前後の水平をとりながらなので凄く難しい作業ですが、この作業で隙間が出ないようにしっかり組み合わせになります。
スクライバーで書いた切り込。
1回目の切り込みの後に、もう一度切り込みをします。ファイナルカット
ファイナルカットされた組合わせです。綺麗にぴったりと重なりました。
1段目の作業を終えた組合わせになります。この作業を上段に向って同じように繰り返していきます。
お昼休みの昼食は主催者からえぞシカのバーベキューでした。ヘルシーでとても美味しくいただきました。
実家の父から電話があり、久しぶりに山小屋に行ったらまた、防護網に鹿が絡まって動けない状態で困ったようで、自宅まで戻って知り合いのハンターに連絡したのですが、なかなかつかまらなかったようです。
自宅から山小屋に戻ってみると既にハンターMさんが来て鹿を処理していたようです。
防護網はボロボロで補修が効かなくなったようなので、数千円の損害になりました。
今年は本当に数が多いようです。 これ以上来て欲しくないお客さんです。
冬の間は山小屋にあまり行っていなかったので偶然の珍客です、雪解けが進むと畑の作業もでてくるので、夏場も用心しなければなりません。
2日目の講習会は晴天で暖かくなった一日でした。
今日の講習会の始めは主催者からの挨拶の後、1日目に自己紹介をしていなかったので12名の挨拶から始まりました。
地元の方が多いのですが札幌、千歳、登別からの参加者もいました。
1日目の講習会では丸太を半割りしましたが、今日は上部だけをカットします。
半割りした丸太に墨付けをしてセンターから6センチのところにも墨付けをします。
この墨付けは基礎の上にのせる角材の上に半割り丸太の置くための線になります。
この作業が丸太を積み上げる場所でスカーフといいます。
実技は次回になりますが、難しいチェンソーの作業になります。
先生がカットしたスカーフ、チェンソーで曲面をカットすることは大変難しい技になります。
次回の講習会で実技をすることになるので頑張ってみます。