平成26年3月に建築が始まったログハウスは、4年8カ月の歳月をかけ平成30年11月にようやく完成となりました。
参加していたログビルダーは小樽、札幌、千歳、登別、地元白老からの総勢12名、作業は毎月2日間を利用して基礎から
屋根まで建築全部をセルフビルドで完成をさせたもので12名の汗と努力の成果が現れています。
12名の参加者には、プロの大工さんKさんがいたことで、他の参加者は様々なプロの技術を目の当たりにして各自が
技術を身に着けてさせていただきました。
プロの素晴らしさは何事においても妥協をしないこと、数ミリ単位まで誤差に納得せずやり直していくことに驚かせられました。
このログハウスは現地で見学していただくとよく理解していただけると思いますが、すばらしい完成度で特に窓枠、玄関ドアの
材料が地元のスギ材を手づくりして木材の良さを引き立てております。
建築面積は、1階、2階とも約4.8×4.8 23㎡ あるので15名ほどが宿泊できる規模になっております。
残念ながら完成の11月に私は骨折で入院加療中、最後の作業に参加できず他の参加者と完成の喜びを共有できなかった
ことが惜しまれますが、退院後完成したログハウスに訪れ4年間の苦労を想い出しながら喜びに慕ってきました。
来年はマイログハウスの建築に取り掛かる年になるので、是非、このブログを今後も読んでいただくことを願っております。
玄関ドアは手づくり、スギ材で透明塗料を使用しました。左の小さな屋根付きは薪置場になります。
2階の妻壁は漆喰を塗っております。
ベンチ4脚を作製、一枚板(栗)のテーブルは私の自作で寄贈したものです。
2階の階段の回りは転落防止柵になっています。 床材はウヨロの森のカラマツ材を間伐して利用しました。
1枚づつカラマツ材にさねを彫りフローリングのようにはめ併せて敷いていきました。
2階の天井まで2メートルあるので中央部分は頭が当たらない高さになっています。
カラマツ林にひっそりとたたずんでいるログハウスが森に馴染んでおります。 屋根はアスファルトシングル材を張っています。