前回の回想録をUPしたところ多くの方達がブログに訪問していただきましたので、ログハウス製作の技術編をシリーズで照会して行くことにしました。
第1回目は、ログハウスの重要な1段目のハーフログ・シルログの構造を解説します。
基礎構造は安価なものから一般的なコンクリート構造がありますが、恒久的に使用できるものを私は選択しました。
ログハウスの構造は、最初の1段目から丸太のままで積み上げていく思われる方が大半ですが、今回の技術編で理解されるでしょう。
ログハウス製作の最初の作業は丸太のピーリング(皮むき)から始めます。
2019年3月から購入した丸太(トドマツ)16本のピーリングを開始しました。この作業が気が遠くなるほど単純な作業の繰り返しで重労働でした。
ピーリングが終了してシルログの製作、丸太の1/3をカットして平面にするため電動カンナを使用します。
平面にしなければならないことは次の写真で説明します。
シルログ2本とハーフログ2本、真ん中にある丸太ですが丸太を1/2にカットしたものです。
シルログ2本とハーフログ2本、真ん中にある丸太ですが丸太を1/2にカットしたものです。
丸太のカットはすべてチェンソーで行います。私は丸太の縦切りが多いので通常のソーチェンの他、縦引きの専用ソーチェン(刃の角度10度)を使用してカットをしました。
ログハウスの1段目はコンクリート基礎の上に角材を乗せボルトで固定(一般住宅と同じ構造)した上に平面にした丸太を積むと床面の角材と接点が密着されます。
最初にハーフログをこの写真では手前と奥側に置き、その上にシルログを積み上げると、隙間がない構造になります。
ログハウスに興味をお持ちの方達に少しでも参考になったら良いと思いますので次回は2段目以降の技術編をUPしていきます。
今年はログハウスを完成させ、喜びもひとしおですが多くのログハウス愛好家の皆さんが夢を実現できる様に今後もブログをUPしていきますので宜しくお願い申し上げます。
皆様の希望の一年になることを祈念いたします。