あひる坂

山小屋を拠点にして、ログハウス製作、フライフィッシング・ダッチオーブン料理・石窯ピザ、冬は薪ストーブ生活を楽しむ毎日

無垢材テーブル作製

2024-05-15 | DIY
2年前の薪ストーブの薪を里山から切り出した際に枝枯れした巨木(カツラ)
を切り出して製材して自然乾燥させていました。

この無垢材を利用して、自宅の食卓テーブルをリメイクしようと3月から木取
りをして自動カンナをかけ4枚を剥ぎ合わせでテーブルを作ろうとしたのです
が、剥ぎ合わせはとても難しい技術、一枚の板の両面を直角にしなければ隙間
が表面でてしまいます。

自動カンナに直角だしのカンナが付いているのですが材料が長くて重たいので
上手く仕上がりできません。

しっかりと接着できない剥ぎ合わせもありますが、納得して完成させました。

昨日、山小屋から自宅に運んで、テーブル表面のオイルフニッシュをして出来上がりです。

オイルを塗ると木肌の風合いが浮かび出て無垢材の素材が素晴らしいものになりました。

苦労して作成したテーブルを毎日利用出来る喜びを感じております。

   
カツラ材 幅300mm 長さ 2,000mm
   
一枚づつ木取りをしていきます。
  
ビスケットジョイナーで切り込みをして接着します。
ビスケットジョイナー 1枚に5箇所切り込みを入れます。
最初に2枚を接着してから3枚目、最後に4枚目を接着します。
4枚接着したので、ベルトサンダーで表面を研磨します。繋ぎ目が1枚だけ
分かってしまいます。
   
研磨が終了しました。仕上げは#240です。
裏に反り止めを付け、テーブルの脚をここに固定します。
   
オイルフニッシュ前の表面
   
オイルフニッシュをしました。無垢材の風合いが見違えるほど出てきます。
サイズ820mm×1470mm 厚さ48mm 材料カツラ
   
杢目が浮き出てきる表面が素晴らしい仕上げになりました。
明日もう一度オイルフニッシュをして完成です。
毎日、利用するのがとても楽しみになりますね。使い込むとまた風合いが変わってきるのも楽しみです。


無垢材の壁時計

2024-01-19 | DIY
久しぶりの投稿になりました。

最近はFacebookやInstagramに投稿することが多くなってしまいました。

撮影した写真を簡単にスマホで投稿できるからなのか。しかし、長年投稿してきたブログなので愛着があるため、忘れず投稿することにします。

正月以降自宅にいる時間が多くなり作業小屋でDIYを始めました。

ログハウスには時計がなかったので、端材を活用して無垢材の壁掛け時計を製作してようやく完成しました。

   
タモ材、厚みは35mm、ステップブメント(SKP)をはめ込む所をルーターで削ります。
   
タモの無垢材で耳付きを使ってみました。既製品は耳付きがないのであえてこのスタイルにした方がインパクトがあってよいと思います。
   
蜜蝋を使用してオイルフニッシュしたので木目が浮かんできます。
   
裏には「あひる坂 WOODY CRAFT」の」焼き印
   
試しに自宅の時計を外してかけてみました。
   
ログハウスにお似合いの壁掛け時計になりました。時計の隣の窓枠材も同じ材料のタモ材です。

カツラの製材

2022-12-16 | DIY
12月3日に里山から地元の製材所に運搬して賃引きを依頼していたカツラが出来たので受取に行ってきました。

地元の製材所も人員不足と言うことでしばらく時間がかかってしまい電話をいただき受領してきました。

顔見知りの製材所なので軽トラにフォークリフトであっという間に積んでいただきました。

自然乾燥は実家の車庫に置くため工場から5分ほど運搬して3年間くらい置くことにします。

心材部分を5㎝厚、残りを3cmに製材したので2本分で5㎝ 2枚、3㎝23枚になりました。



5㎝厚、枯れたカツラでしたが幹部分は素晴らしい板になりました。
3㎝厚、木目が素晴らしい、23枚あるので創作意欲が増します。楽しみに自然乾燥を待ちます。

製材したばかりでなのでひび割れがしていないのですがうまく乾燥してほしいですね。
丸太の時も匂いがしていたのですが、製材すると香りが増してきました。





薪割終わった

2022-12-03 | DIY
12月1日に延べ28日間の「薪活作業」が終わってホットしています。

毎年の作業ですが、薪ストーブ生活を継続させるために健康で過ごし来年も薪割に挑戦です。

薪伐採時に切り倒して里山に置いていたかつらの丸太を製材所まで運搬作業を
ようやく済ませました。

製材して自然乾燥を2~3年要するので木工に使用するのま未だ先になりますが、初めて使く樹種なのでどのような作品をつくれるのか楽しみですね。

カツラの大木、直径70cm 長さ1.6m 2本を製材所まで運搬
アルミ板のはしごをかけササ藪の方からチルホールで牽引して荷台まであげます。

アルミ板は丸太がよく滑るので元口の方が重く均等に上がってこないので何回か方向を変えながら慎重に牽引します。



製材所で芯材を5cm、残りの部分を3cmに製材していただくように依頼してきました。心材の部分はテーブル製作に使用したいと思っています。
カツラは家具材や将棋盤に使用されるようです。

ステイホーム

2020-04-29 | DIY
出かけることが出来ない日は作業に明け暮れる日々が続きます。

ペンケースの反響がとても良かったので2作目は材料を替えてクルミ材で試行錯誤しながらようやく完成させました。

クルミ材は蜜蝋を塗布すると変色して赤味かかった色になります。

筆記具やメガネ、車の鍵、携帯等小物熾置きケースとしても利用が出来るのでこれから沢山作ることにします。

 
サイズは110ミリ×238ミリ H18ミリ
 
 
焼印を横に入れてみました。
 
めがね等テーブルに置かないでこのケース入れるとちょっとお洒落になりますね。





ペンケース

2020-04-25 | DIY
もうすぐゴールデンウイークになるとうのに何処にも行けません。

我家に限ったことではないのですがじーっと自宅で我慢ですね。

そんなことで、午後から作業小屋に閉じこもって新作の木工をすることにします。

今回の作品は出来上がるまで2回失敗した作品でようやく完成品が出来ました。

材料をルーターで彫りこむ作業になので慎重に行うことが重要で完成度が高いとは言えませんがペンケースが出来上がりました。

ルーターで彫りこむため、ジグの上に材料を置いて固定して作業をします。
   
ルーターで3mmを3回、9mm彫りこんで行きます。
   
角を落とす作業です。ビットを交換しています。
   
ルーターで処理した後はサンドーペーパーで研磨をしていきます。
   
研磨が終わると仕上げの蜜蝋を塗布します。 
材料はミズナラ材 サイズ 238ミリ×116ミリ H17ミリ
   
裏には焼印を押しました。

完成品、PCの前に置いてみました。




新型コロナの影響

2020-04-12 | DIY
しばらくブログを更新していませんでした。

とても元気で生活をしていたのですが、全世界に蔓延した新型コロナのおかげで自宅にこもり毎日作業小屋で木工に携わっていました。

そのせいか沢山の作品が出来たのでちょっと披露します。

素人の木工作品なので販売している製品と比べることができないのですが、それなりの出来栄えになっているのか評価して下さい。

5月からはいよいよログハウスの作業が始まるので、木工の仕事はお休みになります。

ストックした作品は知人、友人にプレゼントしたいと考えています。


鍋敷き 左上から時計回り クルミ、山さくら、栗、檜、ミズナラ

上の写真 中央部がとれる構造で、収納しやすくなっています。

鍋敷き 左上から時計回り ミズナラ、オンコ、栗、山さくら、ミズナラ2、 十字4点は接着剤で固定しています。
右下の星型はとても難しい作業になります。

鍋敷き 右 ミズナラ 左 山さくら 
    
持ち運びに便利、キャンプなどに利用できます。

くるみのカッティングボード、ちょっと小ぶりなサイズ

右から栗 2枚 ヤマザクのカッティングボード
栗の木目が浮き出ています。 山さくらの芯材が赤くなってとても良い色になってきました。

どちらもくり、右、耳付きであまり見かけないものを作ってみました。

大判のカッティングボード 右から3枚はクルミ、左 ミズナラ
※木工作品は5種類の樹種を使用していますが、今回の作品全部の塗装は自然にとても優しい蜜蝋ワックスを使用しているので、食品を乗せたりカットする場合のことを考慮しています。以前はクルミ油でしたので、水分が作品に染み込み変色することがあるのですが、蜜蝋は水分をはじく効果あるので使用しました。


木製オブジェ

2020-03-21 | DIY
いつもDIYの製作は実用品ばかりで、たまに違うものを作ったらどうなのと言われてしまったのでチェレンジしてみました。

北欧の手づくりハンドメイド雑貨を参考にして、作業小屋に閉じこもり朝から製作をしていました。

夕方までに一品できたのでUPします。

材料は木の部分がくるみ材、土台がくり材で蜜蝋オイルで仕上げましたが木目がとても浮き上がって好きな材料です。

  
木 高さ250ミリ、幅170ミリ、土台 90ミリ×70ミリ 厚さ20mm
  
オブジェを置いている壁掛け棚はミズナラ材、自作したものです。
  
オブジェはエゾ松を真似ています。
  
くるみ材、クリ材ともに実をつける木です。

山桜

2020-03-20 | DIY
昨年の薪割時に山桜の丸太が数本あったので割らずに乾燥させてあったのを想い出し、チェンソーで縦切りしてから自動かんなで製材にしました。

木肌がとても良く芯材部分が黄褐色、辺材が白色になっています。

ちょっと割れが入っていますが木取りをしてカッティングボードにしました。

  
上下にひび割れがあるので木取りをして切断。芯材と辺材がはっきりしています。
  
カッティングボードの柄の部分をトレースしてから耳付きなので皮を剥くことにしました。
  
ジグソーで切断して形を作ります。
  
切り出した後は、サンドペーパーで研磨を2時間ほど行ってからオービダルサンダーで仕上げをします。
  
研磨後に焼印、蜜蝋オイルを擦り込むと木目が浮きあがって素晴らしい風合いが出てきます。 サイズ280ミリ×20mm 厚さ20mm

  
3月になってから作った鍋敷き、カッティングボード
右 クルミ 290ミリ×120ミリ 厚さ20ミリ 
左下 ミズナラ210ミリ×40ミリ 厚さ20ミリ 
左上 山桜 180ミリ×40ミリ 厚さ20mm
  
大判 カッティングボード ミズナラ 390ミリ×200ミリ
厚さ16ミリ


ミニボード

2020-02-26 | DIY
今日はとても暖かい日になって、一気に雪解けが進んでくれて助かります。

物置で一日DIYをしていたのですが、電気ストーブを使用しないで作業が出来ました。

くり材を使用したミニボードの作製工程を説明します。

切りだした材料は、既に両面を電気自動かんなで仕上げをしているので、ミニボードの寸法にカットをして、ボードの持ち手を描く作業をします。

曲線になるのでくも型定規を多用して材料にトレースしてジグソウで切り込んでいきます。

その後は今まで作製したもので紹介したとおりの作業工程になります。

 
栗材を265×170にカットします。
 
センターを墨線して持ち手をくも型定規で描きます。
 
今日は研磨作業で終わりました。後は持ち手の中央に穴を開け、オイルフニッシュ、焼き印をすると完成。
 
このミニボードは耳付きになります。


自宅で手作業

2020-02-24 | DIY
3連休なのに何処へも行かず自宅でひっそりとするしかありません。

胆振管内でも感染者が出ているので、無理に人混みの中に行くことを避けなければならないと思い自宅におります。

ニュースを見たらどのチャンネルでも新型コロナウイルスのことばかり、感染者の接触者や行動範囲を情報公開していただかないと安心して出かけることができません。

そんなことで、自宅でDIYに夢中になるとあっという間に時間が経過して3日目にようやくカッテングボード2枚を完成させました。

 
くるみ材をジグソーで切り出してサンダーで#80、#120、#320順番に研磨して仕上げていきます。
 
研磨を終わらせてクルミ油で木肌を拭いて艶を出します。その後に自宅で薪ストーブ内に焼印を入れて熱しから押すと完成です。
 ※あひる坂 WOODY CRAFT  ザイズ380×140 厚さ20
 
くるみ材の木目は筋が大きいのが特徴で右が白くて左が赤味がかっていまが同じ材料です。
右の取っ手を細くしましたが無垢材なので簡単には折れません。


WOODY CRAFT  あひる坂

2020-01-12 | DIY
正月明けから何点かの小物を製作していたのですが、作品に何かイニシャルを入れようと考え焼印を発注していたものが今日届きました。

早速、薪ストーブで焼印を熱してから何回か練習を重ねて作品に押して見ました。

上手くできたものやちょっと薄かったものもあったのですが上々の出来上がりです。

木工作品はまだ素人の域ですが親戚や友人たちにプレゼントにすることにしています。

イニシャルは山小屋、ログハウスを建築している所の通称名「あひる坂」としました。

作品は昨年中に作ったものと今年に入り昨日までに仕上げた6点ですが、正月に帰郷していた長女が1点持ち帰ったので5点です。

まだ未完成な作品もあるので完成時に紹介していくので期待してください。

   

   
最近製作したカッテングボード(みずなら)、星形鍋敷き(ヤマザクラ)この作品は接点が非常に難しい作業でした。1辺を60度で切断するのですが、6本合わせると接着面に隙間ができるので調整しなければなりません。
  
カッテングボードの上の十字鍋敷き(みずなら)、いちい(おんこ)で作ったものは長女が持って行ったので再度作製しました。
下の十字鍋敷き(くるみ)で製作しました。

工房

2019-12-27 | DIY
朝から物置に閉じこもり無垢の材料を活かした小物づくりをしています。

3日前から作っていた栗材のカッテングボードを仕上げてからミズナラを使って材料にデザインをトレースして、テーブルソーとジグソーで切り出しをします。

その後は、#120サンドペーパーで根気よく仕上げまで2時間ほど研磨の繰り返しを行います。

ミズナラ材の方は仕上げの研磨と穴あけは明日にすることとして作業を終了。
   
   
くり材 300×190×20
   
ミズナラ材 370×110×14
   
両方とも無垢のままでオイル仕上げはしていません。このままでも材料の木目は出て良いと思っていますが、実際に使用のことと考えるとオイル仕上げをした方が良いと思います。
※栗材はアンモニヤで燻蒸すると茶色に変色するので好きな色になります。
 栗材の中のタンニンがアンモニヤが化学変化を起して変色します。

工房3作目

2019-12-20 | DIY
冬になると外仕事が極端に減ってくるので家内作業が多くなってきます。

今日は朝から明日のログビルダークラブの忘年会の買い物を済ませ、午後から作業小屋に閉じこもりオンコ(いちい)の木から製材をして作品を作ってみました。

創作力がないのでネットで見た作品を参考にキャンプでも使用できる鍋敷きを製作。

この鍋敷きは、一辺の角度を45度に正確にカットしなければ4本の材料を合わせたときにうまく収まらないことになるので、精度が求められる作品です。

オンコは木肌の色が赤くて使い込むと更に艶がでてくる好きな材料です。

  
テーブルソーで丸太になってるオンコを製材して板材にしてきます。
  
板材にした後は、オービダルサンダーで念入りに研磨していってから、材料の端を45度に切り込んで4本を合わせるとこのようにぴったりとなってくれました。

  
次に6mmドリルで穴あけをします。
  
4本に皮ひもを通してから止具はなめし皮があったので1円玉の大きさにカットして小さな穴を開け皮ヒモを通しました。
  
皮ひもと皮止めを引っ張り込み4本を並べると、持ち運びができる鍋敷きが完成しました。


鍋敷き

2019-12-18 | DIY
午前中に山小屋に出かけ残っていた節だらけの薪を細かくチェンソーで刻んでから薪棚に積んで終わらせました。

作業は午前中に終わったので自宅に帰り、昼食を食べてから物置の作業部屋で2作目の鍋敷きづくり。

デザインはネットで検索したものを拝借、テーブルソーで交差する部分をカットしてから材料の角を落とすためにサンドペーパーをかけます。

最後に2本のミズナラを繋ぐために口径6mmのドリルで穴あけをして皮ひもを付けて完成。

   
材料の中心部を交差させるため両面をテーブルソーでカットして研磨します。
   
このまま接着剤をつけても良いのですが、ちょっとおしゃれなデザインにします。
   
皮ヒモを付けるとコンパクトに収納できます。

   
ストーブの鍋を載せてみるとおしゃれですね。
   
今回はクルミ油を塗らないで白木のままにしてみました。サイズは22cm×4cm×2cm
   
収納はキッチンボードと同じ所に掛けています。