大地にかえっていく家々

2011-04-04 | Weblog





家からおそらく直線距離にして二番目に近いお隣さん,夏は緑の木々の陰で見えないのですが葉が茂る前に垣間みる全容は悲惨なものです。
11年前にここに来た時からすでに誰も住んでいなかった大きな農家は誰からもかえりみられなくなり建物は屋根から朽ち始めてきました。
右にある建物はすでに屋根は崩壊しわずかな壁が残っているだけです,左の母屋もそのうちにこんな無惨な姿になっていくのでしょう。
こんな農家があちこちに見られるのは残念だけれど野中の大きな農家を維持していくより町に下りてモダンな家を建てた方がはるかに経済的だと言うことも事実なのです。