春のパリ  夏が同居で  涼恋し

2011-04-10 | Weblog




パリメトロ  乗り換えのたび  立ち往生
パリでバス  降りたところは  逆方向





数年前パリに来た時は午前中をモンマルトルの麓にある生地屋めぐりをしただけでほとんど街の中を移動しなかったため問題はなかったのです。
ところが今回はあちこち見て回ろうと十枚のカルネを買い求めメトロで効果的に移動しようと考えていたにもかかわらず複雑なメトロ路線図でかなりの時間を無駄にしてしまいました。
お昼前にオルリー空港に着くフライトは国内線でもありパスポートコントロールもなくローカル駅に着いたような感覚です。










そこから電車でパリの中心部まであてどころもないままノートルダムの駅で降りました。
小さな引き手の付いたスーツケイスでは寺院の中には入ることができずそれならばと薄曇りの空の下セーヌ沿いに歩いてみました。





             

サンジェルマン  デ プレのカフェで  赤面す
ツーリスト   歩いて価値が    益すという   




確かセーヌの先にはオルセーがあるはずと期待しながら着いてみると長蛇の列でここにも入られずじまい、さい先が悪いです。
横道に入りやみくもに歩き廻っていると人通りの多いサンジェルマン デ プレにたどり着きます。
かの有名なカフェ ド マーゴ と カフェ ド フロールの前のテイブルは超満員で小さなスーツケイスを引っぱったオノボリサンには場違いな感じで足早に通りすぎます。










歩き疲れたあとはそろそろホテルのあるモンマルトルの麓あたりまでメトロで行ってみることにしました。
着いてみるとなんとガルニエまで歩いて20分、モンマルトルまで15分そこそこと意外に良いロケイションに上等でないホテルのことは気になりません。
そしてこのホテルのある通りには魚屋、肉屋、チーズ屋、惣菜屋、野菜果物屋。カフェがありこの通り一本で生活していくには何の不自由もなさそうでうらやましい限りです。
着いた頃とは打って変わって太陽が出始め残り二日の素晴らしい天気の予感です。