この時期この手の形態（個包装ではなくバラバラに直で入っている）のチョコレートは溶けたら終わりな故買わない事にしていたのだけれど、「濃い抹茶」と言うネーミングに惹かれてしまいつい買ってしまったのである。余程暑い場所にでも置いておかない限りドロドロに溶けてしまう事はないものの、手の温もりでさえも若干溶けてしまうのだから、油断は禁物と言うものだ。基本的にチョコレートは冷蔵庫で冷やしているのだけれど、冷蔵庫で冷やす事によりとんでもなく美味しさが損なわれてしまうチョコレートもある故何でもかんでも冷蔵庫で冷やすのもどうかと思うのである。美味しくチョコレートを食べる為には何事も慎重に行かなければならないのだ。と言う事で、溶けを恐れつつもそのまま（常温）で食べてみた所、外側のビターチョコレート（カカオ７０％）のほろ苦さと中側のお抹茶味のチョコレートの苦さとのバランスが丁度よく、食べている最中は勿論、後味もスッキリとしておりとても美味しかったのである。溶けは怖いものの、やはり丸い形と言うのは食べ易い。結果的にはつい買ってしまって正解だったのかもしれない。
