認知症と診断され今年満7年半になる夫は、少しずつ進行しているのは感じ
られる。確か3・4年前にある雑誌に「認知症優等生(私造語)」として、心理
カウンセラーの私と一緒に取材され、二度掲載された。
現在は体力も、記憶力は落ちたが、その頃とあまり変わらず、穏やかで
明るくまあまあ元気だ。無論自分のことはすべてできるし、一人で近くの内科に
定期診断に行けるし、一つだけなら買い物もできる、また家事の手伝いもして
くれるので助かっている。それから何年か後に、夫の親友、友人のご主人、朝の仲間
の女性達が続けて認知症になった。その一人はすでに家では介護できず施設に入ったし
親友は方向感覚が分からず、たとえ近くでも一人では外出できず、穏やかなインテリ
でやさしい人だったが、短気になっていつも怒っているそうだ。

また女性の友人は体力がなくなり、いつも寝てばかりいて、とても一人では
外出はできない状態だとか。それらの人達に比べると、やはり夫は今でも
「認知症優等生」なのは、早めに治療を受けた事と、私の日頃の努力の成果
だと思っている。私は彼がどうすれば快適に過ごせるかを、色々と工夫して
いる。怒らせるのは至極簡単だが、彼を機嫌よく上手に動かすのは、心理カウ
ンセラーとしての知識と、妻としての経験を総動員している。
娘が昔「パパはママの保護者みたい」とよく言ったが、今はスッカリ逆転した。
身近な認知症の知人達と比較しても、これほど長年変化がないのは大変
遣り甲斐があるし、有難い。夫は「プロとしての私の実験台で、生きた貴重
な研究材料」と捉えれば、何時かその長年の小さな経験が、きっと誰かの役に
立つかも知れないと思つている。

いつまで元気で毎晩二人でビールが飲めるよう、栄養バランスを考え献立を
つくる。我が家の手料理の種類は多く、夫の「美味しい!」と言う言葉を
聞くのが嬉しくて、私は毎日ガンバっている。
でも、いつも決して楽しい事ばかりでなく、ホンネではうんざりしたり
「もういい加減にしてよね!」と大声を出したいこともある。
でも知り合いの友人や知人達に比べれば夫は上等で、現在でも私は自由に
外出できるし、大らかな彼は私の行動をまったく干渉しない。
それは無邪気で明るく、ズッコケな私の性格的要因が有利に
働いているのは確かだ。

ついでだから食事についてお話するが、昨日のお昼はカレーライス、今日は
それを利用しカレーうどんにした。だし汁を入れ、お醤油とみりんカレー粉で
味を調え、豚肉の赤身と玉ねぎをタップリ入れた。
つけ合わせは常備采の人参と、ブロッコリースプライトを入れたミニサラダ。
無論栄養的にはバッチリだ。昨日のカレーライスはイマイチだったが、カレー
うどんはとても美味しかった。毎日手作りの食生活で、自慢じゃやないが
私達老夫婦の血液検査はパーフェクトだ。人参の常備采をご紹介しよう。

☆人参の常備采
人参3本、玉ネギ一個 リンゴ酢 はちみつ
作り方 量は適当に。
1 人参は千切りにし塩を少し振り揉んでから、フライパンにオリーブオイル
を熱し軽く炒める。
2玉ねぎは二つ割りに薄切りにする。
3二つを混ぜ合わせてはちみつを加え、上からリンゴ酢をかけるだけで
実に簡単。(どんな酢でもOK)それを容器に入れて冷蔵庫に入れる。
味つけはお好みで。そのまま食べたり、サラダに入れたり、チャーハン
焼き魚の付け合わせなど、野菜不足かなと思った時にも便利。
ヘルシーで栄養的にも優れているし、利用価値は多い。その汁も捨てないで
酢のもの、ドレッシングなど、色々に使えるので便利で、日持ちするので
無くなるとすぐに作るが、私はとても大好きだ。
られる。確か3・4年前にある雑誌に「認知症優等生(私造語)」として、心理
カウンセラーの私と一緒に取材され、二度掲載された。
現在は体力も、記憶力は落ちたが、その頃とあまり変わらず、穏やかで
明るくまあまあ元気だ。無論自分のことはすべてできるし、一人で近くの内科に
定期診断に行けるし、一つだけなら買い物もできる、また家事の手伝いもして
くれるので助かっている。それから何年か後に、夫の親友、友人のご主人、朝の仲間
の女性達が続けて認知症になった。その一人はすでに家では介護できず施設に入ったし
親友は方向感覚が分からず、たとえ近くでも一人では外出できず、穏やかなインテリ
でやさしい人だったが、短気になっていつも怒っているそうだ。

また女性の友人は体力がなくなり、いつも寝てばかりいて、とても一人では
外出はできない状態だとか。それらの人達に比べると、やはり夫は今でも
「認知症優等生」なのは、早めに治療を受けた事と、私の日頃の努力の成果
だと思っている。私は彼がどうすれば快適に過ごせるかを、色々と工夫して
いる。怒らせるのは至極簡単だが、彼を機嫌よく上手に動かすのは、心理カウ
ンセラーとしての知識と、妻としての経験を総動員している。
娘が昔「パパはママの保護者みたい」とよく言ったが、今はスッカリ逆転した。
身近な認知症の知人達と比較しても、これほど長年変化がないのは大変
遣り甲斐があるし、有難い。夫は「プロとしての私の実験台で、生きた貴重
な研究材料」と捉えれば、何時かその長年の小さな経験が、きっと誰かの役に
立つかも知れないと思つている。

いつまで元気で毎晩二人でビールが飲めるよう、栄養バランスを考え献立を
つくる。我が家の手料理の種類は多く、夫の「美味しい!」と言う言葉を
聞くのが嬉しくて、私は毎日ガンバっている。
でも、いつも決して楽しい事ばかりでなく、ホンネではうんざりしたり
「もういい加減にしてよね!」と大声を出したいこともある。
でも知り合いの友人や知人達に比べれば夫は上等で、現在でも私は自由に
外出できるし、大らかな彼は私の行動をまったく干渉しない。
それは無邪気で明るく、ズッコケな私の性格的要因が有利に
働いているのは確かだ。

ついでだから食事についてお話するが、昨日のお昼はカレーライス、今日は
それを利用しカレーうどんにした。だし汁を入れ、お醤油とみりんカレー粉で
味を調え、豚肉の赤身と玉ねぎをタップリ入れた。
つけ合わせは常備采の人参と、ブロッコリースプライトを入れたミニサラダ。
無論栄養的にはバッチリだ。昨日のカレーライスはイマイチだったが、カレー
うどんはとても美味しかった。毎日手作りの食生活で、自慢じゃやないが
私達老夫婦の血液検査はパーフェクトだ。人参の常備采をご紹介しよう。

☆人参の常備采
人参3本、玉ネギ一個 リンゴ酢 はちみつ
作り方 量は適当に。
1 人参は千切りにし塩を少し振り揉んでから、フライパンにオリーブオイル
を熱し軽く炒める。
2玉ねぎは二つ割りに薄切りにする。
3二つを混ぜ合わせてはちみつを加え、上からリンゴ酢をかけるだけで
実に簡単。(どんな酢でもOK)それを容器に入れて冷蔵庫に入れる。
味つけはお好みで。そのまま食べたり、サラダに入れたり、チャーハン
焼き魚の付け合わせなど、野菜不足かなと思った時にも便利。
ヘルシーで栄養的にも優れているし、利用価値は多い。その汁も捨てないで
酢のもの、ドレッシングなど、色々に使えるので便利で、日持ちするので
無くなるとすぐに作るが、私はとても大好きだ。