ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

日々感じること

2017-09-15 08:32:40 | エッセー
 夫をデイホームに送りだしてから、洗濯を干してお掃除をする。
家事全般はとても大変で、手抜きすればそれで済むが、そう手抜きはできな
いのは、やはり汚いよりキレイな方が心地よいからだ。
 また、高齢者は加齢臭があるようなので、こまめに洗濯は欠かせない。
私は鼻はかなり良い方で、すれ違いざまの髪の匂いなど敏感なのに、自分が
高齢のためか、同世代やもっと年齢が高い人と接触しでも、まったくそんな
臭いは感じた事はない。何だかかびくさいような臭いらしいが、他人を不快に
するのは嫌なので人一倍気をつけている。

 先日世田谷区の小田急線住む沿いに住む高齢者は、ごぎれいで垢ぬけして
いると言われていると聞いて、お調子者の私は、「それならもっと気をつけ
なけば」とファイトが湧いた。年を重ねるとだんだん容姿が衰えるから
その分より注意しなければならない。私の現在の最大の趣味は
「若々しく健康に年齢を重ねる事」だから、時代にマッチしていると認識
している。ウフフ。若い人はキラキラして美しく、ちょっと羨ましいが
でも神様が唯一つ平等に給えて下さった時間。
 自分だけ年を取る訳ではないから、これはお互い様だ。
干物のような、枯れ木のような、雑巾のような、トドのような、タヌキの
置物のような(私がもっともなりやすいタイプ)高齢者だけにはなりたく
ないと、毎日努力しているが、それもまた結構楽しい。
コメント
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