ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

やり残したことはあまりない

2018-09-08 07:11:32 | エッセー
 ある年齢になったら、「無理せずのんびりと自然体で」と人々は言うけれど
そうは言っても、生まれつきの性格はそうそう変えられるものではない。
 でも、私は最近まであまりに電光石火タイプだったが、さすがに小々疲れる
ようになったので、もう少しゆっくり行動をしようと思っている。
 「思い立ったらすぐ行動」だったので、「あの時00すれば良かった」と後悔
することなど全然ない。先日混声合唱のレッスンへ行ったら、旅行者の人から
ウイーンへ行くツアーの紹介があった。

 それは来年7月だが、ウイーン国立劇場で「ジャパン・カルチュラル、フェステバル」
と言う催しがあり、日本の武道、舞踊、音楽などさまざまなジャンルを、ステージで
発表できるようだ。そのため、合唱団にも説明にきたようだ。
 私は大分以前に「ウイーン大学」で開催された「世界心理学会」へ出席したので
ウイーンへ行ったことがある。世界中から参加する人達のために、その学会は
さまざまな観光がセットされていて、S教授と友人の教授と3人で、お城で開いた
コンサート、ドナウ川クルーズ、地元のワイン酒場のツアーに参加したのも楽しい
思い出の一つだ。海外が大好きなので、ホンネでは行きたいと思う。
 もしもウイーン国立劇場のステージで歌えたら素敵だけれど、今現在の状況では
とても参加は無理だと思う。
※ウイーン大学でS教授と友人と

 それにしても・・・世界中の行きたい国へはほとんど行った。
スタジオやカウンセリングルームの指導はスタッフに、家事は家政婦さん達に
任せて、無論仕事がらみも多かったが、私は年中海外へ行っていた。
 ただ、できたら行きたいと思っていた「世界1周のクルージング」は、さすがに誰も
付き合ってくれる人がいないので諦めた。でも一人になったら一緒に行こうと言って
くれる人も現れたが、それは夫がいなくなるので絶対に嫌だ。
 いずれにしても、自由に行動ができるようになった30歳代の終わり頃から「いつ
死んでも惜しくない」と思って生きていられた人生。それは幸せかも知れないと
思っている。
コメント
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