ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

久しぶりの快晴、朝から幸せな気分

2018-09-28 09:27:12 | エッセー
 そううつタイプの私は、お天気に気分を左右されることが実に多い。
久しぶりに明るい日差しに、とても気分が良く、朝起きてから沢山たまった洗濯を
して干したが、ご機嫌になったのはそれだけではなく、こんなことがあった。
 昨夜8時半頃友人に心配させたり、ご馳走になったりしたので、そのお礼にメール
ではなく、手紙を書いてポストへ出しに行った。
 すると「能里子先生」と声をかけられ振り向いたら、ニコニコしているその人を
よく見たら、5年ほど前まで、ヨーガを習いにスタジオへ通っていたYさんだった。
 友人が一緒だったが、駅で別れて、それから喫茶店に入りしばらくおしゃべりした。
夫が一昨年亡くなり、それ以来体調がすっかり悪くなったそうだった。

(これではいけない何とかしなくては)と思い始めた頃、突然「いつも前を向いて
自分は運が良いと信じること」と、いつも私がお話していた言葉を思い出したとか。
 子供達にも随分心配をかけたけど、いくら悲しんでも夫は戻ってくる訳では
ないし、と考えを変えたら急に元気になったそうだ。
 そして「私先生に長年ヨーガを教えて頂いたので、心理的なご指導も沢山あり
それは全部ノートに書き留めてあったので、もう一度読み返したのです」と言った。
 元は私の著書の愛読者で、それがきっかけで私のヨーガスタジオへ入会し、1時間
かけて長年通ったYさん。確か間もなく70歳になるYさんが、これからもきっと明るく
元気で生きて行くのだ、私の影響力はまだ続いていると、朝から嬉しくなった。
コメント
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