ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

センチメンタル日比谷公園

2018-09-27 12:40:26 | エッセー
 昨日は銀座で飲もうと友人に誘われて、約束は5時だったが、早めに家を出た
のは、久しぶりに日比谷公園をゆっくり歩きたいと、思ったからだ。
家を出るときは雨も止んで明るくなったので、もう止むのだと思っていたら
霞が関駅で降り、地上に出たらかなり強い雨が降っていた。
 4年前に亡くなった親友は、有楽町駅前の電気ビルに勤めていたので、友人と
会うときは、早めに家を出て日比谷公園を抜けて、「日比谷シャンテ」でお茶を
して退社時間を待つ、それが長年の習慣だった。
※ 霞が関からの入り口


※心字池

親友が亡くなってから日比谷公園から、足が遠くなったが、幼いころからときどき
来たので、もしかしたら「心のふるさと」のような公園だ。
雨脚がとても強くとてもゆっくり歩いてはいられない、まだ4時なのに夕暮れの
ように薄暗い。靴がびしょびしょになったが、時々立ち止まり写真を撮った。
 いつもお花がいっぱいの広場は、季節的だろうかお花もほとんどないし、人影も
まったくなく、薄暗い公園はとても淋しい。足早に歩きながら何枚か写真を撮った。
 すると、親友を思い出し胸がいっぱいになった。
※まだ緑が濃い銀杏並木


※松本楼


※「桑原豆歌手隊」キングレコード専属 海外にも紹介され有名だった。
  幼い頃このステージで歌った私、懐かしい古色蒼然とした屋外音楽堂

 この雨ではとてもゆっくりしていられず、日比谷公園を出て、友人と会うまでの
時間を日比谷シャンテでつぶした。久しぶりに会った旧友と飲みながら、楽しく沢山
おしゃべりした。やはり心理の専門家とのおしゃべりは、普通のお会話と違って
深く心に入ることが多いし、共通の話題も多く、とても有意義なベルグソン時間だった。
 初めて食べた「ローストビーフピザ」がとても美味しかった。外に出たら、まだ強い雨が
降っていた。
※人影がない広場

※少しだけお花がありました
コメント
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