「フルバンドの黄金時代」と、我が家にはがきがきて、すぐに申し込んだので
S席中央の前から3列目の席がとれた。初めて行った「目黒パーシモンホール」は
東横線都立大学駅から徒歩7分で、直線道路ですぐに分かった。
会場は想像以上に広く、おそらく60歳以上と思える人達で埋め尽くされていた。
おそらく私達前後の年齢で、ジャズ全盛を経験した世代ばかりだろうと思った。
ステージは演奏するバンドマンの一人一人、歌手、ジャズバイオリニスト
の表情がハッキリ見える、迫力があってとても素敵だった。
東京キューバンボーイズは、先代が亡くなり一度休んだが、やはり音楽畑に
いた息子さんがし再編成し、その演奏スタイルは昔のままで60年の歴史がある。
ニューハードは何と、一度も休まずに70年の歴史があり、二つのフルバンドだけで
公演するのは初めてだそうだ。思い出せば私達は恋人時代には「マンボ全盛時代」で
よくダンスホールへ通って踊った、青春時代のとても懐かしい思い出だ。
老夫婦でおよそ3時間、そのリズムに体を預けるのは、最高に楽しかった。
私達は知り合ったばかりのとき、お互いに音楽の趣味がぴったり一致で驚いたが
認知症になって8年、それでも音楽に対する感性は全く衰えていない。
1月は恒例のサントリーホールのニューイヤーコンサート、先行販売でS席のセンター
前から3列目の最高の席、これからもずっと、夫と一緒にコンサートに行きたい。
「あなた、長生きしてね」と、心の中で後ろ姿にそっと語りかけた秋の夜だった。
S席中央の前から3列目の席がとれた。初めて行った「目黒パーシモンホール」は
東横線都立大学駅から徒歩7分で、直線道路ですぐに分かった。
会場は想像以上に広く、おそらく60歳以上と思える人達で埋め尽くされていた。
おそらく私達前後の年齢で、ジャズ全盛を経験した世代ばかりだろうと思った。
ステージは演奏するバンドマンの一人一人、歌手、ジャズバイオリニスト
の表情がハッキリ見える、迫力があってとても素敵だった。
東京キューバンボーイズは、先代が亡くなり一度休んだが、やはり音楽畑に
いた息子さんがし再編成し、その演奏スタイルは昔のままで60年の歴史がある。
ニューハードは何と、一度も休まずに70年の歴史があり、二つのフルバンドだけで
公演するのは初めてだそうだ。思い出せば私達は恋人時代には「マンボ全盛時代」で
よくダンスホールへ通って踊った、青春時代のとても懐かしい思い出だ。
老夫婦でおよそ3時間、そのリズムに体を預けるのは、最高に楽しかった。
私達は知り合ったばかりのとき、お互いに音楽の趣味がぴったり一致で驚いたが
認知症になって8年、それでも音楽に対する感性は全く衰えていない。
1月は恒例のサントリーホールのニューイヤーコンサート、先行販売でS席のセンター
前から3列目の最高の席、これからもずっと、夫と一緒にコンサートに行きたい。
「あなた、長生きしてね」と、心の中で後ろ姿にそっと語りかけた秋の夜だった。