ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

我が人生こんなもの

2021-02-11 09:25:20 | エッセー

「目は前を見ているが、心の目はもっとずっと先を見ている」ある霊能者に言わ

れたのは、まだ随分若い頃だった。私は閃いたり、感じたりすると、よほど障害が

ない限りすぐに行動する。それは、思慮、思考などがあまりなく、本当にせっかち

である意味欠陥人間かも知れない。何かで迷ったことはほとんどなく、これは生まれ

ついての感性らしく、そのため決断力だけはバツグンだ。

 友人達からは「電光石火タイプ」と言われ、行動は他人が呆れるほど素早い。

 でも他人の気持ちはそうはいかず、相手に対してはかなり気を使う方だ。

争うのは大嫌いで、それなら我慢した方が良い価値観で、そのため他人を傷つけた

りはしないと思う。家族に対しても同じで、過去に干渉、怒り、小言、お説教などは

皆無だ。人間関係は比較的良い方だったが、若い頃は天真爛漫だったため、反感を

買っていたことに気づいたのは、心理学をかなり学習した頃だった。

  それ以来感じたことは、一応心の中で咀嚼してから言葉にするようになった。

でも、天性は気づかずに出るらしい。ある先生は「あなたがもし全てを計算してい

たとしたら、凄い悪女だね」、また、若い友人は「天然の悪女」とも言った。

  超アナログ人間で、「よく経営者でいられたね」と呆れられるほどで、お金は感覚

で判断するいわゆる「どんぶり勘定」の持ち主だ。この年齢になっても決して衰えない

「心の中のある思い」は、一体何故なのだろう?それは、インナーヴォイスがある

メッセージを、絶えず囁き続けるからだ。平凡ではなく「思いどうりに生きてきた過去」

そのため「我が人生に後悔は一切ない」と言える。コロナ禍のため随分時間が増えたが

それを有効に生かして、「自己成長のための努力をするつもりでいる」なーんて言うと

嘘だと思いますか?でも、これは本気です。この年齢で我ながら凄いと思いますが

呆れますか?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外出自粛要請時の乗り物散歩

2021-02-11 09:25:20 | エッセー

 夫は毎週3回デイホームでお世話になっているが、家にいるときは決められた

お手伝いや、私が頼んだことはやってくれるが、ほとんどベッドで横になって

いる。体操などいろいろ手ほどなどしたいが、妻が夫を教えることは難しくてできない。

 もしもデイホームで色々な刺激を受けていなければ、おそらく認知症はかなり

進行しているはずだ。

※デジタルハチ公は光があり過ぎてどうしても撮れない

 寝てばかりいる夫を刺激するのは、散歩か外出だが、今日は渋谷へ行き、宮益坂辺り

に移転した新しい銀座駅を、見学しようと思った。

 黙っていると一日パジャヤマ姿でいる、私は生活にメリハリをつけるため、必ず

着替えさせるが、「どこも行かないなら良いじゃないの」と、なかなか着替えてくれ

ない。「今日は引っ越した銀座線に乗ろうよ」と誘って、2時少し前に梅丘から

渋谷行のバスに乗ったが、時間は1時50分、バスは数人しか乗っていなかった。

 渋谷はどんどん変わっているが、夫は私が誘わないと絶対出かけない。

東急リバブルの「デジタルハチ公」を見たら、ほとんど人がいないのに、スクリーン

一杯にダイナミックな自然の景色が映し出されていた。中に入ったのは初めてだが

椅子に座ってしばらく眺めたが、本当に美しく素敵だった。

 そこから銀座線の駅まで歩き、広々したホームを見て、地下鉄に乗り、表参道で千代田線

に乗り替え、代々木上原で小田急線に乗り換え梅が丘へ。家に帰ったのは1時間30分後弱。

 祭日なのにあまり人出はなく、小田急バス、銀座線、千代田線、小田急線、と乗った

だけでどこもよらなかったが、乗り物好きなので気分転換になり楽しかった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする