ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

免疫力を高めるために

2021-02-22 09:42:57 | エッセー

 コロナウイルスに感染するか、しないかは免疫力が強いか、そうでないかで随分

違うそうですが、免疫力を高めるために最も効果的な方法は、「腸内環境」を良く

することです。腸には免疫力のおよそ7割もあるようですが、腸は栄養を吸収し

血液から全身へ送っている器官です。実は栄養だけではなく悪いウイルスなども

全身に送り出します。それを防ぎ、その元となるのが食生活ですが、善玉菌の餌に

なるような食事を心がけることも大切なことです。そのためには繊維質の多いもの

や発酵食品などが大変効果的ですが、バランスの摂れた食生活も大変重要です。 

「籠に鯛・山に木々」

私は食材がバランスよく摂れるようにと、できるだけキレイな言葉でと考え

10数年前創案し著書で紹介した言葉ですが、その内容をご紹介すると・・・

 か 海藻類。(わかめ、昆布、もずくなど)

 ご ゴマ。

に 肉類 (豚、牛、鳥肉など。)

 た 卵類 (鶏卵 うずら、など。)

 い イモ類 (ジャガイモ、サツマイモ、長芋など)

 や 野菜類 1(緑黄色 小松菜、ブロッコリー、ニラなど 色の濃いもの)

         根菜類 2(ダイコン、ニンジン、ハス、サトイモ、ゴボウなど)

       白色野菜3 (キャベツ、セロリ、きゅうり、レタスなど生で食べられるもの)

 ま 豆類 (豆腐、納豆、ゆば、ピーナツなど)

 に 乳製品 (牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなど)

 き キノコ類 (しいたけ、エノキ、なめこなど)

 ぎ 魚介類 (まぐろ、さけ、いわし、鯛、あさり、ほたてなど)

 私はこれらを意識して、毎日食事つくりをしています。

 

もしも好きなものを好きなだけ食べていたら、不健康ですし、必ず病気になるでしょう。

これは私の経験ですが、生まれつき腸が弱く一応健康でしたが、絶えず便秘や下痢を

くり返したり、お腹が痛かったり、ごろごろしたりしていました。

そのため、食生活に色々工夫し、薬を飲んだりしましたが、一向に改善されませんでした。

多分30年ほど前ですが、新聞で「カプセルに入って腸まで直接届くヴィフィズス菌ができた」

という記事を読みました。それ以来すぐに取り寄せ、一日も欠かさず飲んでいたら、体質改善

されたのでしょう。お腹のトラブルで悩むことは、嘘のようになくなりました。

 夫は弱くなかったのですが、腸が元気になれば相対的に健康になると思い、2人で

長年飲んでいます。そのため、免疫力が高まったためか、老夫婦は予防接種をせずに

風邪は長年引いたことはありません。夫は認知症11年目、88歳で狭心症などその他の

持病があります。実は昨年心臓の血管が詰まったのではと感じ、すぐに大学病院

へ行き検査の結果やはりそうでした。その日に即入院し、カテーテル手術を受けられ

2日後に元気で退院できたことも、その証明と言えるのではと私は思っています。

 また「肌は外の腸」と言われるそうですが、肌がきれいな人は腸の働きが良いと

言われていますので、腸の働きを良くするのは、美容的にも大変効き目があります。

 前にもお話しましたが、発酵食品や繊維質など、日常的に意識的に食べることを

ぜひお勧めしたいと思います。これは高齢の自分自身の体験ですので、多分説得力は

あると自負しておりますが・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする