ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

新緑の羽根木公園の梅林

2022-04-09 17:06:56 | エッセー

 じっとしていられず一人で散歩に行った。遊歩道からを歩いてから、木々が緑に染まった

梅林に入った。暖かい日差しと柔らかい風。10年前の寒い日、あまりのショックな出来事

があり、とても家に帰る気がなく一人で涙した。枯れ木状態の梅の木に囲まれて・・・

あれから梅の木は大きく成長した。

そして今・・・友人達に聴いたあまりに辛かったご主人の介護と死、それに比べたら

私は何と幸せなのだろう。長年精神的な修行をしているのに、私は感情の起伏があまり

にも激しい、もしも何もしなかったとしたら、もうとうの昔にこの世にはいなかった

だろう。それにしても・・・(あまりに長く生き過ぎた)と感じた、新緑に囲まれて

空も青く美しいまるで初夏のような日だった。

コメント
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