ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

気分リフレッシュ 銀座、日比谷散歩

2022-04-12 07:54:42 | エッセー

 今日も自分の予定がこなせなかったし、また明日もダメだろうと思ったら、急に

気分が滅入った。これでは自分がダメになる、と言っても私に一番大切なものは夫に

決まっている。昼間はほとんど寝ていて手間はかからないが、座って食べられないのは

それだけ体力がなくなっていると心配でならない。

 

気分転換にちょっと出かけたいと思ったが、少し遠出したい、そうだ久しぶりに

銀座へ行こう。最短距離で行くとそう時間はかからないしとすぐ家を飛び出した。

 梅が丘から電車に乗ったのは1時25分、銀座へ着いてデパートの地下と1階を

チラチラ眺め、通りぬけて4町目の交差点へ出た。入口のライオンはマスクをしていた。

相変わらず人通りはとても多い

晴海通りから日比谷へ向かって歩いた。銀座もすっかり変わったが、随分ふくよかな

婦人警官がパトロールしていたので、ちょっとびっくり!パチリ。

早足で晴海通りを歩いたが、私は電車が大好き、人を見るのも大好き、昔よく通った

懐かしいマリオンはそのままだ。数寄屋橋辺りを通るとき、高校時代に赤い羽根の共同

募金を数寄屋橋の上でやったら、傍の靴磨きのおじさんに「そんな近くでやられたら、全然

お客がこないから、違う場所へ行って」と、怒られたことを突然思い出した。

日比谷交差点から千代田線に降りる階段は、まるで宝塚の階段のようで大好きだったが

窓も入口も開いてとても明るくなった。「移精転氣」と言う言葉もあるが、行動すると

気分がリフレッシュする。家に帰ったら3時5分、夫はまだ眠っていた。

ほんのわずかの時間、電車は4回乗り換えたが、気分がすっかり明るくなった。

コメント
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