それは地域局発「87歳のジャズシンガー」だった。
何気なく見ていたが,その主人公は、沖縄在住ジャズシンガー斎藤梯子
さんだった。私と同じ年齢だったのでより関心があり、夫と共に
見ていたが、年齢を感じさせないほど声もはりがあり、歌唱力も素晴ら
しかった。私達の共通の趣味はジャヤズで、知り合ってすぐに共感した
のは趣味だった.。流れるジャズの曲はすべて知っていて、聴いていて
夫と知り合った頃が走馬灯のようにイメージでき、思わず涙がこぼれた。
夫はジャズが好きなため、アメリカのジャズオーケストラのバンド
ボーイまでやった人だ。

夫も同じように感じたようだ。私はその余韻に浸りながら、今元気
のない友人に「頑張れガンバレ阪神!」とメールしたら、最近感性が
希薄になったと思える友人から「阪神タイガース応援、有難うございます」
と返信が来た。彼もまた感動しながら試合を見ていたのだろう。
感動は心の中のカタルシス、それはどんなジャンルでも同じだと思う。
思いがけないプレゼントを頂いたようで、とても幸せな気持だった。
東京でもライブがあるのを知り、ぜひ夫と一緒に行きたいと思っている。