昨日久しぶりにダンスミュークを聞いていたら、その時代が蘇えってきた。私がソシアルダンスを初めて習ったのは、中3の卒業式でクラスメートを
誘って、こわごわダンススタジオへ行った。セーラー服姿の5人を、一人
の先生が教えてくれたが、大変楽しかった。学校に見つかったら大変と
止めた。それからしばらくしてまた習い始めて、「教師の資格を取ったら」
と言われたほど踊りこんでいた。

でも、ダンス教師になったのは、夫をそそのかし幼い子供達を留守番
させ、二人で毎週3回競技用ダンスを6年踊った結果だ。
ある日先生に「こんなに踊っていても止めたら何も残らない」と、ふと
漏らしたことがきっかけで、「それなら思い切ってダンス教師の試験を
受けてみたら」と勧められた。夫に言ったら「俺はやだけど、やりたいん
ならやれよ」と言った.。それから満1年間かけ特訓して、教師試験を
受けその資格を取った。その試験問題は、ダンスの実技と常識問題
ダンス用語とその知識などだった。ダンス教師になったことで
「人生がガラリと方向転換」したが、これもまた運命かも知れない。
※富士登山した帰りに


自分でダンススタジオを経営指導していた時代より、初めて教えた
「東京高等ダンス学校」の頃の方が、ずっと楽しかった。
00周年記念の大舞踏会は、帝国ホテルでオーケーストらの音楽で
華やかでゴージャスだったが、私も教師として踊った。
その時代の楽しかったことを、ありありとまざまざと思い出した。

