ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

寒さも雨もなんのその。学習するのは楽しい!

2017-10-18 02:28:57 | エッセー
 一昨日急に寒くなったので、衣類の入れ替えをしたが、長年ウオーキングを
していた夫はそのトレーニング用のウエアーが沢山ある。
 もう再びすることはないので、思い切ってほとんど処分した。家の中の温度は
21度だったが、体が暑くなるほど夢中でやった。それから家中をいつもより
丁寧に掃除したが、主婦の仕事は本当に大変だと思った。
 軽く自分のためのレッスンしたが、気づいたらもう夕方だった。
しかし今日は我ながらよく働いたと思った。コーヒーを一杯飲んで、デイホーム
から帰った夫に夕食を出してから、出かけなければならない。
 夜6時半から成城大学「学びの森」で開催される「食と健康」の講座が始まるので
出席するためだ。もう何年か色々な講座を受講しているので、行き慣れているため
時間は読める。

 夫に「これから成城大学へ行くの」と言ったら「え!こんな時間寒いのに、勉強?
能里子さん偉いね」と褒めてくれた。素早く身支度して電車に飛び乗る。
 考えたら私は老婆である。しかしあれほど働いたのに、まったく疲れないで寒い夜
に外出するエネルギー、それはやはり向上心でしかない。
 この食に関した講座は3回目の受講だが、最新の情報が学習できるのが、私は
とても嬉しい。長年人一倍食生活を大切にしたからこそ、現在の私の健康と若さが
あるのだ。キレイな教室で大学教授の講座を受けたが、あっという間に時間が過ぎた。
 改めて体の中の細胞の内容を詳しく知ったが、「人間の体の中は凄い!」と感動した。

 成城大学は電車に乗って15分、歩いて5分の距離、駅前にの商店街の我が家は、梅丘駅
改札口から玄関まで何と110歩だった。考えたら私のフットワークが軽いのは、地の利
の良さで、それだけでも私は一生随分得をしている。改めて嬉しくなった寒い夜だった。

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ポタニカルアート展覧会のご紹介

2017-10-17 07:42:19 | エッセー
 ポタニカルアートは植物画ですが、植物のそのままの姿を精密に書いた
絵画です。私の友人が入賞したそうですが、その期間は旅行のため、私はその
作品を見る事ができません。そのためブログで紹介するから、あなたの作品
メールしてと言ったのに、控えめな彼女に断わられました。
 とても繊細な心をこめた「ポタルカル、アート展」お時間が地図も載せます
ので、ご興味があったらどうぞご覧下さいね。宜しくお願いいたします。



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嬉しくなってご報告しました!

2017-10-16 13:52:01 | エッセー
 私は「小池能里子トークサロン」でブログを書いてから、多分12年目だと
思うが、専門職日記に投稿して、ほぼ1年近くはいつも1位だった。
 ほとんど休みなく書いていて、その頃はよくブログ投稿記事200万代でも
5000番代が多かった。でも突然アドレスを「ビビッド能里子トークサロン」
に変更したので、長年読んで下さる読者の方にはアドレスが不明になり、訪問者数が
激変した。でも昨日の「感情のコントロールができなくて」は、久しぶりに
訪問者も閲覧数も増えて、何と2,774,388の投稿数の中から久し振りに
「4503番」になった。何だかとても嬉しくなって読者の方にもご報告したく
なりました。ホンネ人間の私はこれからも毎日一所懸命書きますので、どうぞ宜しく
お願いしま~す!

※にほんブログ村 専門職日記の「注目記事1位から3位まで独占」したことも
ありましたが、「いつも燃えて走って生きてきた」は10月9日に投稿しましたが
まだ1位です。とっても嬉しいです。有難うございます。
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老夫婦 蕗で楽しむ ティータイム

2017-10-16 09:25:14 | エッセー
夫とコーヒーを飲んだがでいたが、私はコーヒーが大好きなのに、甘くないと
絶対に飲めないので、よく子供だと言われる。お砂糖を入れずに、チョコレート
食べながらコーヒーを飲むのが大好きで、夫にそう言ったら「なかなか難しいね」と
言いながら、チョコをかじりながら飲んでいた。
 私は何気なく目の前にあった蕗の葉(ふきを煮て、その葉を佃煮風にした)を
つまんでコーヒーを飲んだら、少し甘みがあるので意外と美味しかった。
 夫に「あなたもそうして飲んでみたら?」と勧めたら、彼は「うん案外合うね」
と言った。
※ 旅先のホテルの前で「もっとくっついて」と冷やかされて撮った40代の頃


「蕗の葉でコーヒーなんて、ヤッパリ老人だね」と、二人で大笑いした。
 外は雨、今では私の介護なしでは日常生活に支障がある夫、ときどき母親のような
気分にさせられることもあるが、でも、まだとても頼りがいのある部分はシッカリ
残っている。老夫婦二人で静かに楽しく飲む午後のコーヒー、何と平和で穏やかな
ひと時だろう。「後何年夫とこうして暮らせるかしら?」と、ふっと胸が迫まり
眼頭が熱くなった昼下がりだった。 
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コントロールできなかった感情

2017-10-15 08:45:31 | エッセー
 昨日は友人達4人で会うはずだったが、その駅まで行ったのに見つからず、後から
思うと考えられないようだが「もう帰る」とメールして、そのまま山手線に乗った。
 私は誠実で責任感が強いと自負していたが、友人達に迷惑をかけることなんて
その時はまったく頭になかった。考えると絶対に眠れない私は、前夜に睡眠導入剤
剤を飲んで、目が覚めたのは8時だった。「あまり行きたくない、こんな気分に日は」
と思ったが、約束は絶対に守る性格なので、仕方なく出かけた結果がこれだった。
友人達には本当に申し訳ないと思っている。

 あの精神状態は、自分でもよく分からない。もともと我儘な性格を、全面発揮
したのだろう。ボンヤリしていたら新宿だったが、このまま家に帰る気がしない。
 「そうだ、美術館へ行こう」と思ったら、急に気分が明るくなった。
42階にある美術館はお天気が良いと、千葉の方まで見えるそうだが、私は俯瞰
出来るそのロビーが大好きだ。こんな気分のときは、余計に常設している
「グランドマアモーゼス」の絵に会いたい。
  
 美術館は「生誕120年東郷青児展」だった。雨もよいだったのに、私の大好
きなロビーは期待以上に明るく、広い視界だったのでそこをしばらく見ていた。
 常設しているので、ときどき見てはいたが、館内に溢れた東郷青児の絵画は
華やかで情緒的で、とても美しくステキでだった。いつもは静かな美術館内は
かなり混んでいて活気があった。絵画の他に、ご当人の仕事の姿、本、雑誌の
表紙なども展示されていて、その頃では随分斬新な画風だと感じられた。
 また、時代的な背景もつぶさに感じられ、とても興味深く楽しかった。

 モーゼスの絵は、ゴッホの有名な「ひまわり」やセザンヌの絵と常設してある
最後の部屋にある。私が50代の終わり頃、現在とは違う時代だったので
「これからも仕事を続けるべきか?」と悩んでいた時、その頃伊勢丹にあった
美術館で初めて出合った。そのメルヘンチックで、ほのぼのした画風もとても好き
だったが、私に勇気を与えてくれたのが、そのキャリアだった。
 農家の主婦で本格的な画家になったのは、確か60歳だったからで、いろいろな
意味で私は「グランドマア・モーゼス」が大好きで時々会いに行くが、昨日も私に
平常心をチャージしてくれた。
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