二日目となると要領を得て
作業が はかどります。
見学の方が 4人。
手作り味噌の輪が広まれば
喜ばしいことです。
作業がスムーズに進んだことで
お茶しながらの
お話タイムが十分に持てました。
冠婚葬祭の話。
コロナ禍ということが大きく、
家族のみで行うことが珍しくありません。
が、
心にかけてもらっていた人が亡くなったとき、
最後のお顔を見てお別れしたかったと言った人。
コロナ以前の会葬で
たいへん慌ただしく
心静かに送れなかった思い出、
それを考えると家族葬は
亡くなった人を前に
最後の限られた時間を
近親者で過ごせるのは良いという声も。
少し前に母親を送ったという女性。
” 私、とても幸せな人生を過ごせたわ。”
と 聞いたのが最後でしたと
目を一瞬 伏せました。
大切な人が亡くなることは
とても悲しいことだけれど・・・。
幸せな人生
残された家族の心に
とても温かい灯がともる言葉と思います。
その女性に不幸があったとは
本人から聞くまで皆 気付きませんでした。
お母さんの最後の声、
彼女の生きる軸を
優しく支えているように見えました。
幸せな人生だった。
と 言えるかなぁ、ワタクシ。